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夢占い  作者: よし
夢でも会えたなら
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以前の夢、雫さんと康太くんの夢は、時系列で言うと30年前が舞台となっている。


周囲の様子、人々の格好からも現代とは明らかに違っていた。間違えなく「過去」の話だ。


しかし、今見ている夢は「現代」そのものである。本田さんも普通にスマートフォンを使用しているし、全てのものが現代と通ずる。


そう捉えると、ズレが生じている。ズレの正体は、「草間」である。


30年前が舞台の夢の中で草間が出てきたのならば、現代の夢の今は、30年後の草間が出てくるはずだ。


しかし、草間は以前と全く変わらない姿をしている。


ここからいくつかの仮説が立てられる。

①前回の夢は30年前ではなく、現代だった。

②今の夢が実は30年前が舞台。

③今この瞬間だけ、過去と現代が繋がっている。


①と②は違うだろう。恐らくだが、それぞれの年代が舞台だったはずだ。それは周囲の様子が物語っていたし、いる。


つまりは③が濃厚である。夢の世界だからこそできる時空の歪みみたいなものがあるのかもしれない。


−−−でも、なぜ後藤さんと草間が繋がっている?


もしかしたら、草間はこの会社に勤めていた?その可能性はあり得る。そして、社員同士の何かしらのビジネストークをしているのではないか。


しかし、違和感がある。


僕は瞳を開け、2人を覗き見る。


後藤さんは前回会った時のような爽やかさは消え、恐怖を感じるほどの表情をしている。それに対し、草間はニヤつきながら、でも、僕を殴った時のような狂気を感じる眼光をしている。


憶測だが、ビジネストークをしているとは思えない。何か悪いことを企てていそうな雰囲気を感じる。

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