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夢占い  作者: よし
目覚め
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「今度は行方不明事件?最近まで男の子が殺される夢見てたよね」

「それが、その夢も夢の中でまた見たんだよ」

「え?夢の中で夢を見た?」

「ちょっと何言ってるか分からないと思うんだけど、そういうことなんだよね。正確には違うんだけど」


夢というのは複雑だ。上手に説明しようとすると、どこかで話がまとまらなくなる。


「ふーん…なんか呪われてるんじゃないの?」


楓は僕を馬鹿にするような雰囲気でおちょくってくる。


「変なこと言うなよ。そうだ。夢の中で康太くんと雫さんと写真を撮ったんだ」


ふと携帯の写真フォルダーを開く。


−−−圭介の写真しか入っていない。


「夢で撮ったのが現実に残るわけないじゃん」

「そうだよね。でも、やけにリアルで、現実なのか夢なのか分からなかったんだよね…」

「そういう時もあるよね」

「しかも、バイク屋の店長が父さんで、高校生アルバイト2人は友樹と唯が高校生の時の姿だったんだよね」


夢で出てきたバイク屋の従業員は、現実では家族の面々だった。


「お義父さんバイク屋って似合いそう!」

「すごい様になっててさ。ちょっと抜けてるところとか父さんにそっくりでさ。」

「友樹くんと唯ちゃんも昔はヤンチャだったけど、今はすっかり落ち着いてるもんね」

「そのヤンチャ時代の2人がアルバイトで居たんだよ。ずっと喧嘩しててさ」

「なんか想像できるかもしれない」


夢の話だけでこんなに盛り上がれるとは想像していなかった。


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