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君の頬伝う春雨

作者: 岡本 琴恵

桜色の

君の頬に

伝う

春時雨

いや

雪解けの

水のように

澄み切った

涙が

君の

胸に

ぽつりぽつり

いいよ

泣いても

泣いてもいいんだよ

いるよ

いるよ

僕がいるよ

僕が

君の

ハンカチになるから

好きなだけ泣きな

そして笑いな

大丈夫

花は散っても

また来年

素敵な夢を

見せてくれる

その時は君も

満開の

笑顔だといいね

桜の花に

とても

映えるよ

春の宙に

どこまでも

届くよ

僕の心に

ずっと

咲くよ

桜みたいに

ずっと咲くよ

大きな幹が

君の心に

にょきっと伸びて

枝を広げて

小鳥を待つよ

その時

君の

心は

歌う

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― 新着の感想 ―
お互いに、ずっと美しく綺麗に、次年にはさらに磨きをかけて。ひたむきな心、笑顔の再会を夢見て。  作者様、がんばって下さい!
涙を春時雨や雪解け水に喩える冒頭から印象的で、詩全体がひとつながりに描かれているのも、まるで頬を伝うようで心に残りました。 桜は、たとえ散ってもまた来年咲くように、満開の笑顔を願う気持ちが伝わってき…
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