表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/33

だいにじゅういちわ

 ボウサンが知っていれば、さすがに止めたでしょう……しかし、彼は日中、働きどおし。夜は爆睡でした。


 チャとチトのことを十分にかまってやるヒマはありませんでした。


 それもあってか、ふたりの子は、夜、思うぞんぶんに弾けました。


 はしゃぎました。


 跳びました。


 飛びました。


 落ちました。


 ええ、落ちてしまったのです……イッちゃん、もとい深い、深い井戸の中に。


 ふたりはその時、かくれんぼをしていました。


 チトがオニで、チャがかくれる側。


 冒険好きなチャは、いいことを考えつきました。


 井戸の中に入って、しがみついてればいいじゃない!


 そしたら見つかりっこないし、かくれてる間もヒマにならない……だって、井戸の中をいろいろタンケンできるもん!


 思ったことはとにかく、やりとげないと気がすまないチャ。


 井戸の枠をこえ、中に入っていきます。


 すると、チャが想定しなかったことが待ち受けていました。


 しがみつこうと思っていた骨組みが、ぬかるんでいたのです。


 当然といえば当然です。


 イッちゃんは井戸なんですから。


 しかし、まだまだ幼いチャ、そこまで頭は回りませんでした。


 そして、井戸の中に足をかけたしゅんかんです。


 足を足をすべらせ、ひゅーっと落ちてしまいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ