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Cavalry Saga キャバルリー・サガ  作者: 雲来末
追放立志編
54/147

幕間 Ⅰ

 件の一騎討ちから数日後・・・ハイライン王国王城の地下深くにある巨大なドーム状の空間において宮廷魔導師筆頭のマキロフは、全身黒づくめの衣装を纏った謎の男達数人と話をしていました。


「ドラゴンの介入により少々予定は狂ったが、計画は順調に進んでおる」


 そう言いながらマキロフは手にした水晶玉を覗きこみ・・・


「必要な駒は手元に残った。やはり私の計画に狂いはない」


 水晶玉に写ったジングウジ・ヒロキとフジサワ・トモヤ以下十数名を見つめながらマキロフはそう自信たっぷりに言い放ちます。


「各地に飛ばされた者達は如何する?」


「使える力を持つ者は回収せよ、それ以外は放置しておいても構わぬ」


「了解した。古き盟約に従い貴公の意に添うよう動こう」


 そう言うと黒づくめの男達は音も気配も感じさせずその場から去ります。


 そして地下空間に一人残されたマキロフは水晶玉を通し、ルガーブル大陸にあるとある国を遠見の魔法で覗き見て、不気味な笑みを浮かべるのでした。

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