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伝説はどこから生まれてくるのか?

ごめんなさい。ちょっと、怪我や痛い話が苦手な方は、避けていただいた方がよいかもしれません。


昔、昔、あるところに、1人の女の子がおったそうな。

女の子は、ある時、海辺に出かけたそうな。

女の子は、その海辺の岩場で転んでしまい、膝を怪我してしまったそうな。

岩場の鋭い部分でつくったやや深めの傷。出血した膝を、持っていたタオルで巻き、圧迫しながら、病院へ。

病院の救急外来で、女の子は膝の傷を縫ってもらったのじゃった。

しばらくして、膝の傷はくっつき、抜糸もすんで、女の子は、怪我のことを忘れかけておった。

しかし、膝の様子が何か変。

膝の皮膚の下から、何やら尖ったものが触るようになってきたのじゃ。

女の子は、びっくりして、整形外科を受診。

整形外科の先生も、首を捻って言ったのじゃ。

「経験がない症例です。まずは、レントゲンを撮りましょう。」

そして、膝のお皿の骨から何か尖ったものが出ているという結果が……。

女の子は膝を手術することになったんだと。

そして、整形外科の先生が、手術室で、女の子の膝を切開したところ、女の子の膝のお皿の骨にたくさんのフジツボが生えているのを発見したのじゃった。


……、猫が、昔聞いた、都市伝説です。


いや、どう考えてもあり得ないんだけれど、妙に印象深い話ではありました。


こういう都市伝説って、いったい、どこから生まれるんでしょうね。

他にも、“ピアスの穴から白い糸が出てきて、気になってどんどん引っ張っていったら、失明した”とか、“トンネル内を車で走行中、窓を叩かれ、見ると、おばあさんが並走。さらには、車を突き抜けて消えてしまう”なんて話もあったような……。


誰かの話に、無関係な内容の尾ひれが付いて広まっているのか? 

はたまた、誰かの冗談がそのまま伝わっているのか? 

あるいは、ひょっとして、何かの暗号が隠された、特定の人物にだけ真のメッセージが伝わるように仕組まれた話なのか?


最後のは、何か、ミステリ小説にありそうですよね。

ある時、いきなり中高生だけに広まった都市伝説。ワイドショーで面白おかしく取り上げられるも、ナンセンス過ぎて、大人は無関心。

だけど、1人だけ、その都市伝説の話に隠された、真のメッセージを受け取り、行動を起こす。

しかし、都市伝説として広まる過程で変質してしまった部分があって……。


もう、既に、誰か書いてるだろうな。こういうの。


都市伝説じゃなくても、SNSとかで、急速に広まる、急上昇ワードとかっていうのもあるじゃないですか。

あれ、世代によっては常識なのかもしれませんが、猫にはさっぱり分からないもの、結構あります。

意図的に、狙って、急上昇ワードに特定の言葉を上げて、合図にするとか、ありそうじゃないですか?


誰々先生の、この作品ですよ。という情報、お待ちしてます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 情報操作、怖いですね。 陰謀論、面白いですね。 読み書きする人々は、どうしてもそこから始まる何者かを想像してしまいますよね。 SFなら情報操作系そこそこありますねー。 ミステリは、どうかな。…
[一言] 出どころはわかりませんが、怖いですね。 そう言えば「牛の首」なんてのもありましたね。
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