色んな名前で悩んでいます
あいかわらず、ネーミングが苦手で、「バラをモチーフにしたら、品種名がいっぱいあって、自分で考えなくてもいいじゃん!」とか「もうさ、名前無しでもいいよね。だって、文豪だって『名前はまだない』で通しちゃったんだもん。猫さんつながりで!」とか……。
どんどん酷くなってる猫です。
そして、自分はネーミングセンス無いくせに、変な名前には反応してしまう、という……。
名前、難しいや。ほんと。
で、今、色の名前に関してのイタズラ書きを書いているのですが、これまた、わけが分かんないの。
だって、同じ色に複数の名前を付けたり、逆に、同じ色名でも実際には違う色(幅があるという表現の方が正しいか?)だったり。
色の名前に関するイタズラ書き、というのは、「誕生色」という、実際のところ、どういった経緯で決められたのか分からないけれど、うるう年の2月29日を含めた366日のそれぞれに、その日の色を決めたというものがネットで引っかかってきたので、それに沿って書いているのです。
が、これ、始めてみて感じたのですが、
適当過ぎんだろぉ~
なのです。
いやはや、例えばですね、既に投稿済みの分ですが、5月3日の色とされているのが「ティールグリーン」。これ、マガモの頭の羽の色のことなのです。
で、翌5月4日の色とされているのが「小鴨色」。
……、おいっ! ふざけんなぁ~なぁ~なぁ~なぁ…………(エコー付き)。
なんだよ、なんなんだよ。カモかよ? ネギ背負ってきたカモかよ? なぜカモの連続かよ?
連チャンで、カモの話を書かなきゃなんないわけ?
(誰も、そんなこと頼んでないけどさ。)
あ、ちなみに、小鴨色は、マガモではなく、コガモという別のカモの頭の羽根の色だったりします。
それから、5月5日の色が「水色」。で、5月20日の色が「ディープアクア」。
もう、嫌ぁな予感がしてきましたよ……。
そう、まだ投稿してないのですが、「ペールアクア」に「アクア」、「アクアグレイ」、「淡水色」、「アクアマリン」という色の名前が控えておりました。
一事が万事この調子で、英語の色名と、それの日本語訳、さらに、“ディープ”、“ペール”がくっついた色名の多いこと、多いこと。
う~ん。
色の名前って、歴史も長いから、権利的な問題はあまりなさそうなんだから、和の伝統色の名前をもっと採用すればよかったのに……。
色自体の差は微妙でも、和の伝統色の名前って、かなり文学的で面白いんだけどな。
ひょっとして失敗した?
まぁ、いいんですけどね。
とりあえず始めちゃったので、行けるところまで行ってみます。
言葉で色のイメージを表現すること自体は、面白いと思っているので。
色の名前って、イメージが重要である点は確かな様子。
逆に、イメージカラー戦略から名前ができたパターン、必ずしも本人が戦略を立てたわけではないけれど、その分野の人からはイメージカラーとして認識されているパターンなんかもあって、それは、16進数で明確に表示できたりはしないけれど、色の名前になっているものもあります。
画家の名前と結びついた色、です。
「ジョットブルー」、「ラファエロブルー」、「フェルメールブルー」、「モネブルー」、「ピカソブルー」、「マティスブルー」、「デュフィブルー」、「東山ブルー」などなど。
個人的には青のイメージじゃなかったんだけどなぁ、という画家もいますが(笑)。
猫のイメージカラーは何色かな?
あ、黒だね。
真っ黒クロ!
うん、間違いない!