長~いか? 短っ!か?
いよいよ新年度に突入してしまいました。
桜が散り始め、花粉はまだまだ飛びまくっている状況です。
(逆なら、いいのに……。)
「なろう」のユーザアンケート。気が付けば、締め切りになっていましたね。
あれ、最初の方の設問があんまりだったり、個人情報の管理大丈夫か? だったり、一部サービスの有料化への布石なんじゃないか? だったり、いろいろ、いろいろ憶測が飛んじゃってるんですが……。
今回の主題はアンケートの内容、ではなくて、“ユーザ”です。
猫は、このアンケートに気付くまで、“ユーザー”という表記しか知らなかったんです。
でも、「なろう」では“ユーザ”。
お気に入り“ユーザ”だし、“ユーザ”ページなんです。
あれ? “ユーザー”って間違ってるの?
でね、まぁ、いつも通りに検索してみたのです。
ウィキでは、“ユーザー”でした。
ですが、内容を見てみると、“末尾の「ー」(長音符)を付さず「ユーザ」とする場合がある。”と。
そして、参照として、“長音符#長音符を付ける流儀・付けない流儀”が載せられていたのです。
それによると、1991年の内閣告示「外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第2号)」は、「原則として長音符を用いて書き表すが、慣用に応じて長音符を省くことができる」となっているんだって。
エレベーターをエレベータと表記したり、コンピューターをコンピュータと表記したりするっていう具体例が示されているんだそうな。
「長く伸ばす派」と「短く切る派」。
なぜ、こんなことになったか? なんですが、本来は長く伸ばす表記が原則だったようです。が、活字などの印刷コスト、紙面や画面上の表示スペース、記憶装置などの節約ということで、長音符を省略する慣用が生まれたと推測されているみたい。省エネ的なもの?
そして、工学分野では、短く切る慣習があるらしいです。
例として、カテゴリーとカテゴリ、ユーザーとユーザ、プリンターとプリンタ、サーバーとサーバが挙がっていました。
「イ」列で終わる語には長音符は付けないという基準にしているところもあるようです。例:アクセサリ
そういわれてみると、プリンタ、サーバは短く切ってるかも?
サーバなんて、さらに、中の長音符まで省略されて“鯖”扱いされてる場合すらあるし……。
鯖缶はうまいニャ♪
あ、違った。
他にも、レーザ、ポインタ、メモリなんかは短く切ってる気がする……。
あぁ、それでもって、“ミステリ”は短く切る派だな。
なんでだろ?
広辞苑では、“ミステリー”なんだって。
どうも、“ミステリ”は某出版社が意図的に用いている表記だったらしい。
まぁ、日本で“ミステリ”っていったら、そこと、東京創元社が2大勢力って感じだものね。
東京創元社もHPを見ると、“ミステリ”記載ですね。ただし、雑誌は『ミステリーズ!』。
そして、猫のしっぽは長~くても、短くっても、どっちも良し! ですね。