このザワザワ感は、虫の知らせ?
虫が苦手な方は、そのまま、お帰りくださいませ。
ちょっと、アレな話です。
「なろう」にユーザー登録して、2か月が過ぎました。
あいかわらず、思い付きと勢いだけで、書き散らかしています。
そうした中、他のユーザー様の企画に参加させていただくと、おそらく、自発的には書かないであろうテーマとの出会いがあるので、楽しいです。
猫は、「変身」をテーマに書くという企画に参加しました。
「変身」
真っ先に思い浮かぶのは、某昆虫融合型ヒーローだったりするわけですが、これを正面から書いてしまうと、大人の事情に引っ掛かりそうな、踏み抜いてしまいそうな、何か嫌~な予感がするので、スルー。
で、次に思い浮かぶのは、カフカ。
“ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。”で始まる、あの有名な小説です。
青空文庫で読めるので、助かります。
そう、著作権的な問題がクリアされているので、これをモチーフにしても、たぶん大丈夫。
で、例によって、へなちょこな作品を投稿しました。
ところで、毒虫になってしまったザムザ。リンゴを投げつけられて重傷を負い、1か月以上も苦しむことになるのですが、そもそも、昆虫って痛みを感じるのでしょうか?
というのも、昆虫って、幼虫から成虫へと変化する際、その姿があり得ないほどに変化しますよね。
昆虫の中でもチョウなどの完全変態昆虫は、幼虫から成虫に変わる間に、さなぎという状態を経るわけですが、一体、さなぎの中では、何が起こっているのか?
なんと、さなぎの中で、幼虫の体は、一部の神経、呼吸器系以外はドロドロに溶けてしまうらしいのです。そしてある時点で、細胞が集まり出し、成虫の体へと劇的な変化を遂げるとか……。
え? ドロドロ?
ひぃぃぃ~。 体がドロドロに溶けるって……。
もし、昆虫に、人間並みの痛覚があったなら……。
その際の痛みは想像を絶する、阿鼻叫喚モノではないでしょうか?
「あぁ、それって成長痛だから。も少ししたら良くなるよ。一応、痛み止め出しとこか?」
な~んて言ってくれるお医者さんもいない……。
ヤダ怖い。昆虫、怖いぜ! 存在がホラーだよ(泣)。
いや、しかし、幼虫の時点では痛覚が無く、成虫になる段階で痛覚をつかさどる神経系が完成するのではないか? とも考えられます。
ですが、例えば、カマキリ。
あれは、ラブラブしている最中に、♂が♀に食われちゃうんですよね。
(というか、♂がラブラブ状態の時に、♀は冷静に、♂をガブガブいっちゃうわけですが。カマキリの♀って不感〇? いかん、これでは、R18の方に抵触してしまう……。)
やっぱり、昆虫には痛覚、無くない?
実は、ショウジョウバエの研究などで、昆虫も、痛みを刺激として受け取るセンサーを保持していることが明らかになっているようです。
様々な研究から、昆虫の退避行動についても、徐々に明らかになってきているみたいです。
ただ、痛みを痛みとして認識するのは脳。中枢系の違いから、昆虫が痛みをどのように感じているかは、やっぱり、よく分からないようなのです。
昆虫。
まだまだ、謎だらけな不可思議な存在。
あんまし、お近付きにはなりたくないけど。
そしてG、お前は絶対にダメだ。見付け次第、速攻で叩き潰す!




