3話 お願い
今地上では何が人気なのかとか彼女はいるのか等と何気ない会話をしながら
どん○の汁まで飲み干した神様が満足したのか指を弾くと空の容器と箸が消え今度は緑茶が現れた。
俺がそろそろ帰りたいんですけどというと
「50年ぶりに人間と話せたのじゃ、少しええじゃろ~」
とごね始めた。
あっと思い出したかのように神様がしゃべり始めた。
「そうじゃ、お主異世界に興味はないか?」
突然何を言い出すんだと思いながら
「異世界ですか、まぁラノベによくある魔法のある世界とか面白そうですよね」
「そうじゃろ、儂もそう思って昔創ってみたんじゃよ、ドラゴンとか魔法とかいろんな種族のいる世界を!!」
「神様ってそんなこともできるんですか~、あっタバコ吸っていいですか?」
ポケットを探りながら聞いてみる。
「お主信じてないじゃろ」
呆れながら指を弾くと俺がいつも吸っているタバコと灰皿・ジッポがちゃぶ台に現れた。
なんで俺の好きな銘柄知ってんだよ・・
「いや、いきなりそんなこと言われても信じられないですよ。浮気する彼女ぐらい信じられないです。」
「なんか説得力のある理由じゃな・・」
そんな可哀想な人を見る目で見るなよ。俺、そんな彼女すらいないんだから・・・
なんか言ってて泣きたくなってきた。
そこで神様がすまなそうに話してきた。
「そんな可哀想なお主に頼みがあるんじゃが聞いてくれるか?」
「えぇー、もう帰してよ。」
「いいじゃろ聞くぐらい、タバコも出してあげたんじゃから」
このおっさん汚いな!タバコを引き合いに出してきやがった・・
まぁ帰ってもやること無いしいいか
「はぁ~、わかりましたよ。聞くだけは聞ききますよ」
「おぉさすがじゃ話がわかるのぉ。それで頼みというのはじゃな、儂が作った世界を査察して欲しいんじゃよ」