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人間  作者: りずむ
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触り

人は皆、自分とは何者なのだろうと思うことがあると思う。なぜ生きているのだろうと。私という人間(室見 徹 むろみ とおる)もそういうことをよく考える。現在大学一年生で故郷を離れ東京へ……。ただ家を出たかった。家を出れば自分は変われると思っていた。でも現実は甘くない。変わったとしてもどんどん悪い方へ変わっていく。大学の授業は適当に受け、パチンコや麻雀、何かにかこつけて賭けを楽しむ毎日。当然勝ちもするが負けもする。こんなことをやりたいがために出てきたのか?そうやって自分を奮い立たせようにも、もう無理があった。適当に生きて適当に頑張ろうどころか、もう死んでしまってもいいんではないか?と思ってしまう。そんな対したことがあったわけではない。成り行きだ。これ以上人に迷惑をかけるならいっそ……。と思うがそんなことどうせできやしない。そんなこんなで二年生になったある日だった。

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