学校生活
HR前、ロペスは先生と話しをしていた。
「ねえねえ宇宙君、今回の転校生はどんな子なの?」
そんな感じの質問ばかり女子はしてくる一方であった。
「ガラガラガラ、」
ドアが開き、先生とロペスが入ってきた。
「はーい皆さん。今日は転校生を紹介するわよ。」
「どうもはじめまして!栃岡涼太です。
好きな食べ物は、坦々麺です!よろしくお願いします!!」
あれれ?名前が変わってる。確かにロペスなんて名前だと
おかしいかもしれない。
そんな自己紹介が終わると僕の予想通り僕の隣の席にきた。
早速の授業は体育。グラウンドにでて準備体操が終わると、
50m走を測った。ロペスのタイムは7.9秒。
まあまあ速い方だ。
次は宇宙の番。
「位置について、よーい、ドン!」
と言った直後だった。
ロペスの能力、通称『スピルド』を発揮している状態だった。
案の定記録は0.0081という記録。先生もクラスメイトも唖然と
している一方でロペスは
「へへへ[笑]」
と笑ってた。
そんな恐ろしいことが起きてから、クラスのふいんきは
悪くなったような気がし始めた。
学校が終わり帰り道。
「はあ~~~……」
「気にするなって」
そんな会話しかできない宇宙だった。
ロペスの能力は便利ですがずっと続いてると
なんか化け物気分になってしまうかもしれないですね。(笑)
栃岡涼太というのは僕の友達の名前を借りました。