ちゃねるさん
転生ネーム、ちゃねるさん。
以上で説明を終わりますが、宜しかったでしょうか?
ちゃねるさんの御希望は、「回復魔法を使いたい」ですね。
でしたら、「剣と魔法の中世ファンタジー世界への転生」「魔力たくさん」「魔法の才能」がお勧めです。
他にも王道で「魔法学校への入学」というオプションもありますが、いかがなさいますか?
学校がどんなところか、ですか? うーん、世界によって様々ですので、一概に「こう」とは言えませんね。文化レベル、魔法の普及率、魔法の性能や特性。様々な条件の組み合わせがありますので。
ですが、魔法を使えるようサポートしてもらえるというのは大きいと思いませんか? 現代知識チートで急速成長というのも王道ですが、もし使うのに手間取るようですと……。保険は必要だと思います。
え?
回復魔法がレアな世界ならそれでいい? 学校は運を天に任せます?
はあ。一応、その指定は可能です。ですが、『徳』を多く必要とします。このままですと、「魔力たくさん」「魔法の才能」の効力は弱まります。無理をしますと、付随条件が発生しますので。
それと、転生前の記憶は……そうですね、他が厳しくなるというのに、それを選ぶ余力はありませんよね。ですが、そうなると要らぬリスクを背負うことになりかねませんよ? 特に小さいうちは何が危険か判断できないでしょうし。
いえ、確かにちゃねるさんは死んで、次の人生は次の貴女のモノという考えも間違っていないのですが。それでしたら、危険な組み合わせはやめた方が……。そうですか。
はい、では「剣と魔法の中世ファンタジー世界への転生:回復魔法はレア」「魔力多め」「魔法の才能あり」で転生ですね。
次も、良い人生を。
ちゃねるさん、平民スタートどころか農民スタートですね。王道ですから問題ないでしょう。
村の祈祷師さんから魔法を習いだす。そして魔力の多さと魔法の才能で驚かれる。これも王道ですね。
無事、回復魔法を覚えましたか。転生前の記憶は残っていませんが、夢がかなったようで何よりです。
それが周囲にばれて、王都に拉致同然で連行され、宮廷で回復魔法を使う機械のような扱いですが、それも王道なのですよね。
せめて戦闘能力の一つでもあれば。
転生前の記憶を保持していれば。
貴族の家などに生まれていれば。
もう少し違った結果になったでしょうが。
強大な力を持った個人というのは、相当突き抜けていないと飼い殺されるのですよ……。




