鉄アレイドライバー
運転、苦手。
いつまでも初心者マークをはずしたくないような
ペラペラなペーパードライバーとは真逆の
重厚な熟練度ドライバーのことを
なんと呼ぶべきか?
うすっぺらい紙きれを何枚も重ねて
やがて辞書のように厚くなったとしても
しょせん紙であることは変わるまい
そもそも 材質からべつものにしなきゃ
とりあえず紙からはなれよう
だとしたらイメージするのは鉄のカタマリ
重さと厚さをかねそなえて
みずから負ったそのウェイトが
まるで自重トレーニングのごとく
じぶんをもう一段 鍛えあげる糧となるのだ
だとしたら 私はこう呼ぼう
鉄アレイドライバー
ペーパードライバーと対極にある
重厚さと 熟練した たしかな運転技術
だから 私はこう讃えよう
鉄アレイドライバー
またの名を ダンベルドライバー
そのさらに高みというか 重みと 厚みにある
バーベルドライバーをめざして
これからも研鑽を積むのだ
高速道路、自動車学校のときしか乗ったことないや。