表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/42

いざ運命のガチャ!!

確かに欲しいものを他の人とトレードするのはありだよね。でも、果たして始めたばかりの僕に相手が欲しいようなものがあるのか?現状手持ちは1000nyaoだけ。


 今はガチャで試して見て、それからトレード出来る材料を用意して欲しいモンスターを手に入れることにしよう。


 ならどのガチャをしようかな?猫、犬、鳥とくる。ペットで一般的なものは、猫と犬、鳥は、室内で飼うインコとかがいる感じか。


 もふもふを触りたい気持ちもある近所の人が子犬や子猫を飼って見せてもらった時は凄く可愛かった。


 もうね、僕この子のお母さんになりたいってレベルで母性本能をくすぐられた。子猫や子犬は断然可愛い。そして人間も断然、大人より、子供、子供より赤ちゃんが断然可愛い。


 叶うことなら子犬や子猫を出して癒されたい。けど………、子犬や子猫って、いるのかな?全部大人の動物な気がするし、バトルするにあたっても、子犬や子猫ではとても勝てない。なんならブリードで子供を作るにしても大人でないと流石に駄目だろう。


 はー、これだけ考えてもどうしようもない。ガチャを引こう。通常、ゲームだと、当選確率でどのレア帯が何%か出るはずなのに。でない。


「猫ガチャお願いします」


「分かりました。」


お姉さんがガチャシステムを持ってきた………って、ただのタッチパネルなんだけど。


 画面には、野良犬、野良猫、野鳥のボタンが表示されている。


野良猫のボタンを押して、1回を選択、


『野良猫ガチャ 1回分 宜しいですか?yes or NO』


ふーっ、お願いだからモサモサで可愛い猫ちゃんカモーン!!


 ボタンをポチクリ押した。


画面がスクロールし、高速回転から徐々にスローダウンして、てってって。プトン。表示が止まった。


「おめでとうございます。三又の黒猫です」


お姉さんがショーケースを開き、該当のモンスターカードを僕に手渡ししてきた。


 「あら、でも、こんなの入れたかしら?三又?」


何やらお姉さんがボソボソ言っているが、僕はカードのイラストに見惚れていて何も入ってこない。


「キュートだ。綺麗なまんまるとした金色の目、艶のおる漆黒の毛並み。そして可愛らしいすっきりとしてフォルム、君に出会えてよかった。」


ぼくは、思わずカードを胸に抱きしめた。


「お姉さん、これってどうやったら本物に会えるんですか?」


『カードを手に取り、『モンスタープリード』と唱えて下さい。」


ふーっ、いくぞ


「モンスタープリード」


僕は手にしたカードをさ上空にクルクルと回転する様になげ、召喚の言葉を唱えた。


『ボフン』



 煙が現れ、カードの代わりに黒い三又の猫が現れた。空中に現れた猫は、クルクルと回転し、スタット華麗に着地を決めた。


 思わず華麗な仕草に拍手する。


「ご主人、宜しくにゃ。」


「「なっ猫が喋ったーー。」」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼この作者の別作品▼

新着投稿順

 人気順 



▼代表作▼

書籍の画像URL


小説家になろう 勝手にランキング

◆◆◆◆◆◆読了感謝します◆◆◆◆◆◆

script?guid=onscript?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ