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モンスターブリード〜大学中退で無職だけど、人語を話す相棒ノワールとコンサルティングで成り上がる。〜【祝6000PV】  作者: 近衛 愛


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森森の罠 その3

「プシュプシュプシュー」


「みゃー達より美味しいものは何が提供出来るって?蜘蛛さんは、お肉も食べるけど、どちらかといえばフルーティな果物が好みにゃん?子供がいるので、美味しくて栄養のあるものを食べさせてあげたいにゃん。」


「ひとまず助かったのか。ノワール引き続き交渉を頼む。肉か、僕らってやられたら、街に帰還するんだけど、食べられるのかな?それともモンスター達にはお肉がドロップするのだろうか???」


「ちょっとなに悠長なこと言ってるにゃん。レオ、みゃー達は、蜘蛛さんにあげられるものはあるかにゃ?」


「ごめんよ。ノワールちょっとアイテムを確認するよ………、ごめんお昼食べて何にもないよ。ドロップアイテムも全部換金しちゃってるし、お肉もない。もちろん蜘蛛さんの好きな果物はもっとない。」


「ふにゃー、レオ、そんなこといわないで欲しいにゃ。にゃんにもにゃかったら、みゃー達パックリ美味しくいかれちゃうにゃ。」


「そんなこと言われてもノワール。ないものはないんだよ。もっかい戦闘する?」


いやいや、空中を移動する相手にこっちは手も足も尻尾も出ないんだから、戦闘再開する意味はない。なら、どうやったら交渉が上手く行くのか?


「ノワール、蜘蛛さんに他に僕たちに出来ることはないか聞いてみて。果物なら、とってこれるかもしれないし、まだ僕たちに出来ることはあるかもしれない。」


「にゃん、にゃんにゃ?」


「プシュプシュプープシュプシュプー」


「ノワール、ニャンだって?」


「にゃー、子供達が安全に成長するためには、成長すること並びに外的から身を守ることが必要にゃ。餌が無理なら、外敵の排除をすれば見逃してやってもいいにゃ。」


「えーっと蜘蛛さんや、外敵とは、なんのことでしょう?」


ひとまず猶予は、得られたが状況はあまり変わってないかもしれない。蜘蛛に対して、手も足も尻尾も出ないのに、蜘蛛がいう外敵って、要するに蜘蛛よりも強いってことだろう。


「プシュプシュプシュープシュプシュ」


「外敵は、この森に住むトカゲ達にゃ。あいつらは、うちの子が散歩してくると襲ってきて、食べていくにゃ。うちの子が安全に散歩出来るようにトカゲを倒して欲しいにゃ。」


『ピコン』




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