表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モンスターブリード〜大学中退で無職だけど、人語を話す相棒ノワールとコンサルティングで成り上がる。〜【祝6000PV】  作者: 近衛 愛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/47

アリスの事情2

「そこに気づくとは、レオ君もなかなかやるわね。私も半身付随になって、この世界に初めてINした時は、レオ君の言う通り、現実での感覚のまま動いてしまっていたから…初めは転んでばかりで上手く歩くことも出来なかったわ。でも、何度も転んで、それでもまた立ち上がったの。私は出来るこの世界では私は半身が動く訳じゃない動くんだよ。って、自分にいい聞かせてね。」


はーぁ、やっぱり大変だったんだ。半身が動かせないって状況になったことのない僕には到底想像もつかないことだけど、その欠片も見せずに健常者と全く同じ様にスムーズに動かせるようになるには大変だったんだろう。


「三ヶ月もした頃にはほらこの通り。」


アリスは青いドレスの裾を掴み、くるっとターンさせてみた。


「この世界なら私はどんなことも出来る様になったわ。自分で歩くことも、食べることも、走ったり、好きな所は好きな時間に行ったり、スポーツをしたりね。もちろん大好き動物と一緒に遊ぶこともね。」


 僕たちに取っては当たり前に出来て、ありがたみも、感謝もない所にアリスは嬉しそうに語っている。


 僕は五体満足に生まれてきたことに感謝も何も持っていなかった。だって、それは、周りにいるみんなが持っていて、僕自身が当たり前に持っている普通だから。


「アリスの話を、聞いていると今この身体を当たり前に動かせることが感謝に値することだって思わささられるよ。ありがとう」


「えっ、レオ君なんで私に感謝してるの?私はね、別にこの身体になったことで、レオ君に同情して欲しかったり感謝して欲しかったりしたわけじゃないの。私はね、私のことをただ純粋にフレンドになったレオ君に知ってもらいたかっただけなんだよ。」


 そういうものなのかな?お互いをよく知るためには、お互いの背景は分かった方がなんで動いているか分かりやすいか。


 うーん、僕も同情されたり、色眼鏡で見られたりするのが嫌だから言わなかったけど、アリスがここまで話してくれたんだから、僕も話さないとフェアじゃないよね。


「分かったよ。同情も感謝もしないよ。だから今から話すことに対して、アリスも同情も感謝もしなくていいよ。」


「ええ、私もレオのことがもっと知りたいわ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼この作者の別作品▼

新着投稿順

 人気順 



▼代表作▼

書籍の画像URL


小説家になろう 勝手にランキング

◆◆◆◆◆◆読了感謝します◆◆◆◆◆◆

script?guid=onscript?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ