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モンスターブリード〜大学中退で無職だけど、人語を話す相棒ノワールとコンサルティングで成り上がる。〜【祝6000PV】  作者: 近衛 愛


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僕とアルテミス

さて、アルテミスも仲間になったことだし、スキルを確認しようか。


 アルテミスの親は、草兎と草兎の血統ね。純血だね純血。紛れもなく血統種。で、肝心のスキルは、『タックル』、『鳴き声』、『ジャンプ』の3つか。他のスキルはレベル1なのに鳴き声だけは、レベル3もある。


 親の草兎が『鳴き声』のスキルでも持っていたのだろうか?タックルは、さっきお腹に一発受けた突進だよね。ジャンプは、名前の通りジャンプする。効果は???、対空時間の上昇???単発でのスキルの使い道が思い浮かばない。


 ジャンプしてからの天空○字拳でも放つなら威力上昇すると思うのだが、タックルと合わせても、ジャンプしてからのタックルとは???


 鳴き声は、因みに甘い声で鳴いて、異性を誘惑する様だ。うきゅーん、うっふーん みたいな感じだろうか。


 異性のみの限定効果で、攻撃力の減少、時々スキルの不発らしい。アルテミスはメスなので、対オスのみに効果があると思うのだが……これって猫の異性とか、犬の異性とか種族関係なく使えるのだろうか?

 

 まさか、ウサギの異性だけってオチはないよね。あったらとんだ外れスキルってことになるしな。まーそこら辺は少しずつ試して行けば分かるか。



「よし、スキルの確認は終わった。ノワール」


「にゃっ」


ノワールが座って前足をあげる。


「アルテミス」


「うきゅ」


アルテミスもノワールに倣い、前足を上げる


「二人ともよろしくね」


「にゃっ」「うきゅ」


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 アルテミスの実力を確かめる為、まずは、アルテミス一体で敵と戦うことにする。


「アルテミス、まずばあそこにいる草原ラビット一匹と戦ってみよう」


「うきゅ」


 さて、どうするか?アルテミスには、挑発スキルはないし、相手がオスかメスかも判断がつかない。


「まずは『ジャンプ』」


アルテミスが上空にピョーンと飛び跳ねる。僕よりも高く上に飛んでいる。うん、飛んでいる。で???


「とすん」


 アルテミスが何事もなく着地した。


「うきゅうきゅ」


「レオ、一体何させるにゃ?」


「ごめんごめん。ジャンプを一度実戦で試してみたかったんだ。でも、もう一回だけ試させて」


『ジャンプ』


 再び、アルテミスが上空に飛び上がる。僕の頭を超えた所で


『タックル』


 次のスキル名を放つが………。アルテミスはタックルの姿勢をとって、空中を思いっきり走ろうとするが地面がないので、空中でばたついている。


「とすん」


「うきゆうきゅ」


「もう2回も何させるにゃ?」


「ごめんごめん。やっぱりダメか。こっからは堅実に行くから心配しなさんなって」


『鳴き声』


「うっきゅーん。うっきゅーん」


アルテミスが草兎の方に向けて、甘い?鳴き声を出している。


 草兎は、あたりを見回し、前足で自分を指して、えっ僕なの?って確認を取っている。


アルテミスは、それに頷き、うつきゅんうっきゅんとウインクを投げかけた。


 草兎は、白色の毛が真っ赤になるほどに色が変わった。


 どうやら相手はオスだったようだ。




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