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モンスターブリード〜大学中退で無職だけど、人語を話す相棒ノワールとコンサルティングで成り上がる。〜【祝6000PV】  作者: 近衛 愛


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僕と兎さん

「よかったにゃ、レオ。兎ちゃんが仲間になってくれたにゃ。みゃーだけだと、レオの護衛ができにゃいから助かったにゃ。」


「そうだね。挑発してなかったら、僕に突進してくるんだから。」


「そっそうにゃ。レオ、モンスターにブリーダーの攻撃は効かにゃいから覚えておくにゃ。」


「そうなんだ。それで僕のドロップキックが効かなかったわけだ。納得。でも、なんか変な感じだな。」


モンスターの攻撃は僕に効くけど、僕の攻撃はモンスターに効かない。ということで、手持ちのモンスターが全部戦闘不能になったら僕は、モンスター相手に逃げ回ることしか出来ない訳だ。


「さっ、レオ。早く兎さんを召喚するにゃ。」


「あぁ、モンスターブリード」


 カードが消え、代わりに可愛い兎さんが手のひらの上にちょこんと現れた。


「宜しくね兎さん。」


「うきゅ、うきゅうきゅうきゅきゅ」


多分宜しくねと言ってるんだけど、何を言っているのか分からない。そーっと、視線をノワールの方に向けると。


「うにゃ、宜しくにゃ。ご主人様にゃ」


「ご主人様ではなくて僕の名前はレオだから、レオって呼んでね。兎さんの名前も考えないとね。」


「うきゅうきゅうきゅきゅ」


「レオ宜しくにゃ。可愛い名前をつけてねにゃ」


兎さんの可愛い名前ね。ノワールの時は黒から連想でいったけど、兎さんはオレンジ色だから………フランス語でオレンジ、橙とは???


「うーん、オレンジなんてどう?」


地面に下ろしてある兎さんが僕の差し出している手を、肉球でペシンと叩いた。どうもお気に召さないらしい。そりゃそうかまんま過ぎるもんな。


 兎兎兎か………うむむ、あっ

兎といえば月の餅つき兎。餅といえば団子。とくれば、美少女アニメの


「セーラー○○」


最後まで言わずに、またペシんと叩かれる。背中からはノワールが三又の尻尾でバタンと叩く始末でえる。


「ごめん。これは不味かったね。」


うんうんとノワールと兎さんが頷いている。


 ならもう一回、兎、月と来れば、竹取の翁の輝夜姫。かぐやと名付けるか?王配になりたい兎さんならそれもありかと思うけど。


 でも、和風って感じはしないんだよね。ヨーロッパ方面て感じがするな。ギリシャで確か、月の女神がいたと思ったけど。なんだったっけ?アポロン?ヘカ、ゼウス、アルタ……ああそうだアルテミスだ。


 狩猟と貞潔の月の女神アルテミスだ。


「兎さん。これなら気に入ってくれると思う。きみの名前は狩猟と貞潔の月の女神 アルテミスだ。」


「うきゅーーーっ」


嬉しいのか、僕の周りをピョンピョンと飛び跳ねて回っている。さぁ、モンスターも2匹になったし、攻略を頑張っちゃうぞ。





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