棚から現れた少女
突如棚から現れた少女に戸惑うはじめ。なぜはじめの家の棚から少女が現れたのであろうか。事件に巻き込まれてしまったのか。はじめはどうきりぬけるのであろうか。
棚の中から少女を発見してから数分たった。はじめは少女の口元に手をやり、少女が呼吸しているか確かめた。
少女は「すぴぃー、すぴぃー」と寝息を立てていた。ぴくっとはじめの手は動いた。はじめは少女が生きていることを確認した。
はじめはなんで自分の家の棚の中に少女がいるのか不安に感じだした。どこかの家出した少女が、行く場所がなく、たまたま私の家にいいところがあると棚に侵入したのだろうか。まさか、犯罪に巻き込またのでは?少女を誘拐した犯人が、少女の隠し場所に困り、私の家を利用したのかもしれない。どちらにしても面倒な事に巻き込まれたと、いろいろな考えが頭をよぎる。
こういう場合は警察に連絡すべきだよなとはじめは思った。しかし、たまたま携帯の充電がきれていた。
はじめは事情を聞こうと少女の肩をたたいた。
「もしもし」
しかし少女は「すぴぃー、すぴぃー」と寝息を立てるばかりで起きようとしない。
仕方なく、棚の中に少女がいるのもわるいので、はじめは少女を抱き上げ少女をベッドに移そうとした。その時、少女がうっすらと目を開け「おうじさま」と呟いた。そして、少女呟くともにまた眠りに落ちてしまった。よく見ると可愛らしい少女に、猫の甘えるような声で「おうじさま」と言われ、はじめは赤面した。
はじめは少女をベッドに移し終えた。携帯の充電が出来るまで待っていようとしたのだが、突然の出来事と週末の疲れが重なり、はじめは寝落ちをしてしまった。
棚から現れた謎の少女。次回明かされる真実。




