長すぎるプロローグの始まり(魔神と出会うまで)
なんか続きの投稿で迷ってます。
これでいいのかな?
とりあえず持ってた現金で宿に泊まる。
転生したときにいくらかは持たせてくれたのだ。
来たばっかりで野宿はつらい。
いや、来たばっかりでなくても野宿つらい。
神様感謝です。
まあ、1週間ほどしか泊まれないが・・・
それまでにギルドの依頼をこなして、何とか生活できるようにしないといけない。
それにしても俺のギフトってのはいったい何なのだろか?
まだ今の時点ではわからない。
これからどうしたらいいんだろう。
この世界に降ろされたのは「この世界を活性化するため」ということだが。
別に俺だけがこの世界に来ているわけではないとのこと。
この世界には多くの神様が存在していて、多くの国が存在していて、俺と似たようなことは結構起こっていて、戦争は常にどこかで起きている。
今まで知った中で前世と一番違うのは「大地は無限」らしい。
無限って・・・
世界の在り方として「世界は平で大きな亀の上に有って、果てがありました。」
ってのがある意味わかりやすいファンタジーの世界のような気がするが。
世界のことは個人でどうにかなることじゃない。
それより今は今後どうするかを考えないといけない。
まずはよくある「鑑定」というのを自分が持っているのか確かめてみることにする。
前もって情報がわかると物事を進めるのにかなり楽だ。
とりあえず目の前にある部屋に備え付けのテーブルを「鑑定」してみる。
なんというんだろう。
スマホの画面の中央をクリックして色を反転っていう感覚的な感じだ。
そうすると「宿屋のテーブル 品質:低」とでた。
そう、これだよ。
求めていたチートの一部だよ。
なんにせよ異世界まで来て、アドバンテージをもらえないのはきつすぎる。
(この時はそう思った。そしてこのアドバンテージをもらってない奴からの痛烈な嫌味を毎度食らうことになるとは
この時は想像もしていなかった。)
腹が減ったので宿の晩飯を食う。
晩飯は宿賃に含まれてるのだ。
客室は2Fで食堂は1Fだ。
人はまばらにいるだけ。
メニュー見て米が食べられることに感謝した。
魚の煮つけの定食を食べる。
しっかり醤油ベースの煮つけである。
和食が問題なく食べられる異世界って・・・
普通の異世界チートでは「ないから俺が作る」てのが多いのに・・・・
俺のやることあるのかな?
後で知ったのだが、この世界の飯は、基本的に米とかパンとか前世の種類はほとんど存在する。
結構昔から「落ち人(異世界転移者)」や「生まれ違い(異世界転生者)」がいるらしく。
彼らが彼らなりにすでに結構やらかしているのだ。
砂糖・塩はすでに量産されているし、道路なども昔の「勇者」とやらが作って、みんなはそれを整備して使っている。
料理の種類も豊富だ。
エスニック、イタ飯、中華風、日本食、洋食何でもござれだ。
まあ、味のほうは向こうの世界より値段に比例するって感じだ。
いいもん食いたければそれなりに必要なのだ。
先立つもの(お金)が必要ということだね。
にしてもケチって安いもので我慢してたら、ストレスがマッハで溜ることが判明、3日に1回は結構奮発して食べる。
さもないとなんか爆発しそうになる。
人生にとって食い物ってはかなり重要な位置なんだよな。
なんかさみしい異世界生活のスタートだな・・・
なんか不遇だな・・・
俺・・・