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私達はゾンビを倒したいけど勇気が足りない

(前回のおさらい!)

楓くんがおかしくなっちゃった!楓くんを助けたいけど勇気が足りない・・・って、いつの間にか戻ってる!?今回は北斗の話だよ!


今日はゾンビの森に行くことになったんだけど、

チャイナ服で行くのはあれだから、水無月が持ってきた服に着替えた。

俺以外全員腹出しで、露出が凄い。

武器は、水無月→弓、相澤→ナイフ、命華→銃

葉屋海→剣、楓→槍、俺→爆弾&剣


こんなんで大丈夫か?

まぁいいか。

どうにかゾンビの森の前まで来た。

超怖いんだけど・・・

ゾンビの唸り声聞こえるし。


「北斗から行ってよー。男でしょ」

「嫌だよ!唸り声聞こえるし、死んだら終わりだし!」

「命華が戻してくれるよ。」


葉屋海も水無月もお構い無しに言ってくる。


「あー、もしかして、怖いの?その年の男が怖がってんの?だっさ!早く行きなさいよね!」

「怖がってねーし!」


皆がニヤリと笑った。

そして命華が近ずいてきて


「じゃあ、行けるんだよね?」

「くそっ、はめたな!」


うわあ、行きたくない・・・

ゾンビめっちゃ居るし。

嫌だー!

ゾンビの森を越えると、猫とお化けの遊園地があるらしい。

あー、でも行きたくないー!


「何してんの、置いていくよ。てかそこにずっと居てもいいのよ」

「行く行く行く!」


またからかいやがって。

見てろよ!


うおおおおぉ・・・うぇぇぇ・・・


「やだぁあぁああ!」


相澤がゾンビに勢いよくナイフを投げた。

ナイフは手元に戻ってくる仕組みなので、ゾンビが刺された後、手元にはナイフがあった。

水無月や、葉屋海も順調に進んでいる。


うぇぇぇ・・・!


「は?」


前を見ると、ゾンビが俺を噛もうとしていた所だ。

とりあえず後ろの剣を抜いて、ゾンビをデタラメに切った。

なんとかセーフ。


「きゃぁぁぁ!助けて!北斗!」


命華の声だ。

何が起こっているのか分からないけど、それはもう慣れっこだから、落ち着かないとな。

叫び声があった方へ走ると、心臓の様に動く何かに、水無月、相澤、命華が捕まっていた。


「北斗!命華達が!」

「こいつを、倒せばいいのか?」

「多分、そのようですね。」


俺が魔法の使ったら、ただの足でまといになる。

魔法は、最後の手段だ。

葉屋海はテレパシーか。

今はとにかく武器を使わないと。


楓は槍を投げた。

目を潰せていたが、片目だけだとそんなに効かない様だ。

楓は舌打ちしながら戻って来る槍を、パシッと掴んだ。


「私、遠距離だから、後ろから行くね。北斗は気を引いてて。楓くんテレポートお願いできる?」

「はい。もちろんです。」


あっという間にテレポートしたので、二人を巻き込まない様に、少し手前に爆弾を投げた。

爆発の爆風を味方に二人は真っ直ぐ飛んだ。

心臓の心臓は、何処にあるんだろうか。


「お前の心臓、刺してやるよ!」


葉屋海が叫んだ。

葉屋海と楓が狙ったところは大当たり。

心臓だった。


うおおおおぉ!と心臓みたいなのが唸り、刺した二人は、落ちてきた。いいや、降ってきた。


「マシュマロ!」


咄嗟に出て来たのが「マシュマロ」だった。

自分でもびっくりしたが、二人を助けられるならそれでいいか。

二人は巨大なマシュマロに落ちた。


マシュマロから、二人はテレポートしてこっちへ来た。


「助かりました!でも、まだ殺せてません!

先輩達の捕まっている所を狙わないとダメ見たいです!」

「北斗が行って!私達、もう飛ぶ力が残ってないの。」


今はビビってる場合じゃない。

仲間を助けないとダメだ。


「矢野原先輩、魔法で風船出してください!」


どうするつもりだろう。


「馬鹿な方法ですけど・・・先輩なら、平気ですよね?」


俺がジャンプすると、大きな風船の口を離した。

見事に飛んだ。


「俺は仲間が!大好きだあぁぁぁ!」


パリーン!

砕けた。

下に向かって、また「マシュマロ」と唱える。


皆無事で良かった。

あと、遊園地にも着いたし。

やっぱり俺は、仲間が大好きだ。

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