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学院生活

  学校生活の始まりとは言ったものの、最初にクラスの人に自己紹介をした程度で学生らしいことは何もしていない。歴史の授業だけは受けてみようかと思っていたが、教師の話がちんたらしていたのでソッコーで引き上げ図書室で自分で本を読んだ。また、転移してきや奴らの中の話ができるやつに聞いたが、転移はやっぱり2010年代のようだ。そのタイミングが転移を誘発しやすい何かがあるらしい。そういえば、その10年は各地の学校やら個人やらの失踪が大きな問題になっていたようだ。あとは、トラックに飛び込む自殺が急増したらしい。それはよくわからんが。あとは、話のできない奴が、ラツやサクラを襲ったりしたが俺が手助けするまでもなく難なく撃退。次の日の朝、そいつらの顔が面白かった。俺TUEEEEEEできると思ってたのかな?残念だったな、こちとら5000年ここで生きてるんだよなー。そういえば、なんで俺は転移したのだろうか?異世界転移はほぼ全て2010年代に起きているのに、まあ、100%はないから…ということなんだろう。

 なんていうことを、俺が学院生活を始めて5日ほどたった初の休日の朝に思ったのだった。

 

 「ユウキ様、今日はどうするの?」

「そうだな、ラツ、迷宮の雰囲気はわかってきたか?」

「うん、大丈夫。」

「よし、明日からはしばらく泊まりがけで迷宮にこもるからな。俺はついていくが、基本は居住環境の整備をするだけで戦闘はラツにやってもらう。そのため今日は俺たちも自由時間にしよう。」

「それならユウキ様と一緒にいる!」

あっれれー、おっかしーぞー。

「ラツ、明日からしばらく俺と2人っきりなんだぞ。」

「うん、嬉しい。」

「今日1日くらい俺と一緒にいない時間を作ればいいんじゃないか?」

「ユウキ様は、私と一緒にいるのはいや?」

「そんなわけないぞ。ラツみたいな可愛い子と一緒に入られて俺は幸せだ。」

しかし、これでいいのか?俺に依存し始めると万が一俺がいなくなった時に大丈夫なのだろうか?

「ユウキ様に可愛いって言われた♡」

「チッ。」

おい、サクラ、舌打ちが聞こえた気がするんだg(気のせいです。)さいですか。

「サクラは図書室で本を読んで知識を蓄えておいてくれ。」

「了解しました、マスター。」

もう一体サクラを持ってくるから睡眠と休憩を交代で取れよ。(正確に人間ではない私は、設定さえいじれば睡眠欲もわかないんですけど。)いやいや、俺はお前をそういう風に便利な道具だとは思ってないから、頼れる相棒だな(そこは異性として見てほしかった。でも嬉しい…)サクラ、なんか言ったか?(あなたは本当に典型的な難聴系主人公ですね。)実はちゃんと全部聞こえてるけどスルーしてるんだよなー…(え!?)って言ったらどうするよ。(…恥ずかしい…)まあ、そんなことないんだけどな。(マスター、いまの冗談は心臓に悪いのでやめてください。)

 こんな感じで平和な日常はすぎて行くのだった。

 ちなみに、俺は難聴系主人公ではなくて、聞こえてるけどスルーすることもある系主人公なんだよなー。なんて、サクラにも読み取れないところで思っているのだった。


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