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パーティ

少し短めです。

 次の日の朝、俺たちは朝食をとった後、早速冒険者ギルドに向かうことにした。多分ウィークスライムの討伐があるはずだからな。ラツに討伐クエストの経験を積ませたい。それに、どんだけ混乱してるかも見ものだ。





 お、ちゃんとウィークスライムの討伐クエストがあるな。冒険者ギルドに入り、すぐにEランククエストボードに行くと、昨日よりまあまあの人がいた。それにしても、ギルド側に混乱はほとんどないみたいだ。いかんせん冒険者の人数が多くて混んでいるように見えるが…。

「ラツ、このウィークスライムのクエストを受けるぞ。」

「はい、わかりましたユウキ様。」

それにしても人が多いな。その中でもソロはあんまりいないみたいだ。みんなパーティを組んでいるのか。…パーティ。

「ラツ、サクラ、今急に思いついたんだが、パーティを組んでおこうか。」

「うん、そうしよう。」

「私はあえて組んでいないのかと思っていましたよ。」

「それは買いかぶりすぎだぞ、サクラ。」

「はい、すいません。」

そんなに、謝らなくてもいいのに。まあ、サクラだししょうがないか。

 俺たちは二つのことをするために、受付に向かった。







「パーティを組みたいんだが、できるか。」

「はい、パーティは非公式なものならば、特に何もする必要はありません。公式のパーティにする場合、ギルドが出す書類に、各人が名前を記載し、リーダーとパーティ名を決めてください。公式だと、パーティの下限が二人、上限は12人です。ちなみに、パーティにもランクがありまして、参加しているメンバーの平均になります。これはただの指標なので、別にクエストを受けることに問題はありません」

「パーティの人数の増減はどうすればいいですか?」

「その場で書類を書いていただければ、簡単に。」

「了解です。ではこの3人でパーティの登録をお願いします。」

「はい、承りました。」

俺をリーダーとしてパーティを作った。

「パーティ名は何がいいか?」

「かっこいいのだったらなんでも。」

「私はマスターの意見に賛成します。」

だめだこりゃ、パーティ名が思いつかないから聞いたんだけど、二人とも俺のイエスマンだわ。俺が考えなきゃだめなのね。う、うーん。

「そうだな、それなら観光者という意味の『ツーリスト』で行こうか。」

「うん、かっこいい。」

ならよかった。

「私に反対する意思は微塵もありません。」

オートマターじゃなかったら狂気を感じるセリフだね、サクラさん。

「これでお願いします。」

「はい、わかりました。それでは全員のギルドカードを提出してください。すぐに終わりますので、少しお待ちください。」

俺たちは何もせず大人しく待った。










「設定が終了しました。」

「ありがとうございます。それで、このクエストを受けたいのですが。」

「ウィークスライムの討伐ですね。承りました。」

やることもやった俺たちは冒険者ギルドを出た。

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