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魔法のコツとサクラ

 「まず、何の魔法を使うにしても魔力操作が必要だ。特に詠唱を使わないんだったらな。」

「はい。」

 「ということで、魔法の属性が見えるようにしよう。」

ラツに加護を付与した。これで空気中にある魔力の属性を見ることができるだろう。

「………すごい。…………きれい。」

まあ、そうなるわな。俺は魔力が視えるようになった後この加護のことを知ったけど、初めて魔力を視たときは驚いたものだ。いまはうっとおしいから視ないようにしているけど。

「空気中の魔力には色があるだろ、でも俺やラツの体の中の魔力は透明のはずだ。」

「うん。体の中にも流れてるし、体の外にもうっすらある。」

「そうだ、それが俺が付与した結界だ。俺が使う魔法は基本無属性だから、色が透明なんだ。だが、無属性魔法はとても難しい。まずおまえには、属性魔法を覚えてもらって、その後無属性魔法も使えるようになってもらう。」「うん。」

「話を戻すぞ。それで、魔力操作というのは、その透明な魔力を色のついた魔力にすることだ。まあ、他にも魔力操作はあるが、それは後だ。」

「はい。」

だがこのままだと俺の結界で魔力を外に出せない。ということでそのためのスイッチを作ろう。

 まず魔法操作で魔力を指輪と腕輪の形にして少しくぼみをつける。そして情報変換魔法でオリハルコンに変化。

できたくぼみに魔力をためて、情報変換魔法でで宝石…う、うーん何にしようか。

「ラツ、腕輪と指輪の宝石な何がいい?」

「あなたが決めてくれた宝石がいい。」

う、うーん、と言われてもなー、俺宝石のことなんて詳しくないしな。ラツの髪の色と同じかんじでいいかな?だったら、黒みがかった赤色だから…。(ガーネットです。ガーネットがいいと思います。)サクラ、急に脳内に話しかけてくるな!びっくりするだろ。だがガーネットか、…いいだろう。確かに似合いそうだ。だが、もう一個は何がいいか、赤系統がいいか、黒系統がいいか…ここはあえて透明にするか!?(黒系統ならブラックダイアモンドとか、赤ならメジャーですがルビーとかがいいのでは?透明はダイアモンドですね。)そうか、う、うーん。(赤黒ならあとはレッドジャスパーとか、レッドタイガーアイとか。)そ、そうか、悩むな。よし、サクラ決めてくれ。(ダメです、それでは意味がありません。彼女はマスターに決めて欲しいのですよ。)わかったよ。…よし、ブラックダイアモンドにしよう!

「どうかしたの?」

サクラと話していたせいでだいぶ時間が立ってしまったようだ。俺はサクラ200体の脳とネットワークを組んでいる。いざ戦闘となったときに、魔法を並列起動するためだ。そのおかげでサクラと脳内で会話することができる。

…とかいうのを今いうと混乱させるだけだしなー。言うのはまた今度だな。

「すまない、ラツに合う宝石を考えていたんだが、合いそうな宝石がいっぱいあってな、悩んでいたのだ。」

「そ、そうなの。」

ラツが顔を赤らめている。かわいい奴め。

 宝石も決まったし、作りかけの腕輪と指輪のくぼみにある魔力を情報変換魔法で、腕輪をブラックダイアモンド、指輪をガーネットに変換。よし、できた。ラツは右手から魔法を出そうとしていたから…。

「ラツ、右手に腕輪を、左手に指輪をはめてくれ。」

「…はい。」

俺は彼女に腕輪と指輪を渡した。渡すとき一瞬残念そうな顔をしていた気がするけど、何だったんだろうか。…気のせいか。

「はめました。」

よし、そしたら腕輪と指輪に破壊耐性を付与して、両方の宝石に、[ラツが装備しており もう片方の宝石と合わさっており 装備者に魔法を使う意思があるとき 彼女かかっている結界の右手の部分を少し拡張しする]を付与。

「よし、完成だ。宝石同士を重ねてみろ。」

「はい。」

魔力を見れる状態ならそうするだけで結界の拡張がわかるはずだ。

「右手にある結果に少しスペースができています!」

「よし、今度はそこに魔力を流して見てくれ。」

「はい。」

よし、そろそろ俺も魔力を見ることにするか。

「できた。」

確かにできているが、こんなスピードで拡張した部分がいっぱいになるのか。まあ、詠唱魔法じゃないしいいか。

「今度はそれに色をつけるんだ。でもそれには少しコツがいる。俺がお前の魔力の色を変えるから、それで多分つかめるだろう。」

「うん。」

よし、まず彼女の背中に手を当てて、ゆっくりと色を変えよう。まずは赤がいいかな。

「なんか、変なかんじがする。」

まあ、他人に自分の魔力をいじられるのは、体の中を何かが這いずり回る感じがするが…俺はもう慣れたな。

「集中して、魔力の動きを感じろよ。」


 これで多分いいはずだ。

「今のが、魔力に色がつく感覚だ。わかったか?」

「何となく、わかった。」

よし、多分大丈夫だ。これで魔法が使えるはず…。

「こんどは一人でやって見てくれ。」

「うん。」





彼女の魔法の才能は今まで詠唱に押さえつけられていた。それが取り払われたとき、彼女の魔法の才能は祐希すら凌駕し得るのだが、それに彼らが気づくのはまだ遠い未来の話。




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