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薔薇

作者: 姫桜

君の声、君の心、君の身体も、君のモノ全て僕にちょうだい?ほら、今日も明日も永遠に僕のもとで、鳴いてよ、透き通るような綺麗な声で。鳴けば鳴くほど、僕は君を汚したくなる。もっともっと鳴いて、鳴きまくって、僕を満たして?君は永遠に僕のモノ、僕のことしか考えなくしてあげる。だから、君も鳴いて、僕に刻みこんで?君の心は僕のモノ、僕の心は君のモノ、君と僕で二人で一つなんだから。永遠に君と僕は一緒。この運命からは逃れられないことだから。

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