財布の中身
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:財布の中身
私は帰り道を急いでいた。
「はぁ。最近、金欠だなぁ。何か良い仕事ないかなぁ。一攫千金で稼げるようなやつ」
みたいな感じで、ちょっと憂鬱。
今日も就活で走り回ってたけど
手ごたえのある所はなかった。
今は在宅ワークしてるけど、
もうほとんど稼げない。
そんな気持ちでいつもの帰り道、
あぜ道を歩いていた時。
「あれ?…え?財布??」
財布が落ちてた。
そんな時でもあったので
私はつい興味を惹かれ、
その財布の方をチラチラ見てしまう。
そのまま通り過ぎようとしたけど…
「……チッ、なんだ空っぽかぁ」
財布を拾い、中身を確認してしまった。
なんとも浅ましい自分。
気を取り直し、また歩いて行くと、
「…?」
ちょっと向こうのほうに
背中を向けて立ってる女の人が居た。
「…何やってんだろ」
なんて思いながら
その人の横を通り過ぎようと歩いて行くが、
その様子からしてなんだかやっぱり変。
こんなあぜ道の真ん中で何の目的も無く、
ただ女の人が1人、
突っ立ってたりするもんだろうか。
でも考えてたってしょうがないので
とりあえず歩く。
その女の人の横を通り過ぎようとした時
ちょっと顔を確認しようかな
なんて思ってチラッと見たけど、
髪の毛で隠れててよくわからん。
そしてふと前を見ると、
また女の人が立っている。
背中を向けて…今見た人とおんなじ人…?
後ろを振り向いたら誰も居ない。
私は少し怖くなり、
その人の横を足早に通り過ぎようとした。
でもその瞬間、
ちょっと気分が悪くなったと思えば
いきなり意識を失ってしまった。
私はその道に倒れてしまったらしい。
でも、そのあとの事はよくわからない。
今でもわからない。
ただ分かった事は
持ち主の無い財布がまた道端に1つ増えたこと。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=qAMAYST-WO0
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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