009
むに むに んぁ
柔らかい弾力ある大きな物体が胸に当たっている、湿り気のある布も気持ちよく感じる。
ぴと ぴと ん ん
体中に当たる感触は程よい温度、こちらは柔らかさ、しなやかさを感じる。
んちゅ んちゅ はぁ ん ん
唇を重ね何かが入ってくる。
・・・おはようございます。
く、勘違いするなよ、私の休息が終わっても意識を取り戻さないので、仕方なく生命力を分けてやっただけだ。
またキスされたようだ、私と魔界女騎士は肌を寄せ合い寝ている、魔界女騎士は肌が触れる距離でこちらを睨んでいる。
私は目を背け周りを見る、土壁に囲まれた空間だが、ここは小部屋といった感じだ。
金属の壁がある、あれはドアだろう閉まっている、少し薄暗い。
狭い通路、金属の扉、その先の明るい空間がここか、もう少し光がこの部屋から狭い通路へ漏れていたと感じていたのだが。
フワ フワ
中央にフワフワと浮かぶ布がある、その上の方から光が漏れている。
なんだあの布。
私のマントだ。
なんであんな所で浮いているんだ?
濡れていて、干す所が無いから仕方なかったのだ。
マントの中には何がある?
ダンジョンコアがある。
なんだそれ?
詳しいことを言えば長くなるから少しだけ説明する、それが破壊されたら、私とお前が消滅する。
私が消滅すると言われても実感は無く、魔界女騎士の肉体の柔らかさ、しなやかさ、湿り気の方が実感がある。
ビキニだな、アーマーじゃなく。
金属部分は外せるのだ。
魔界女騎士は完全な水着姿になり密着している、普通の水着よりおっぱいやアソコの形が分かるような気がする。
ビキニアーマー金属部分が部屋の隅に置かれている、剣と鞘は傍に置いているようだ。
スクッ よし、動くぞ。
いやいや、もっと休憩しよう。
魔界女騎士は私から離れ、立ち上がる、私はもっとイチャイチャしようと言うが、無視、剣と鞘を取り腰に下げるためベルトを巻いている。
おまえが気絶していた間のことを説明する。
はい。
お前が気絶してからも私は魔物を狩り続けた、ツルハシの光を利用しなくてもダンジョンコアの光が届く範囲で魔物を誘い込み戦えば問題なかったのだ、魔石はいい感じで手に入り吸収し体調は改善した、だが休息を適度に取った方が効率的にも健康的にも良い、濡れた体、冷えた体のままで横になるのは効率的にも健康的にも良く無い、マントは濡れ体を拭くものは無い、効率を優先し断腸の思いで、お前と肌を重ね寝ていたというわけだ。
はい。
現状は理解できたようだな、次にやるべきことを説明する
はい。
ダンジョン奴隷よ、立ち上がり、ダンジョンの壁を掘る作業に戻るのだ。
私は全裸、正座しながら聞いている。
バッ もっと休憩したいです。
ドカ んおっ グリ グリ グリ んおっ、おっ、おっ
・・・・・あ、ひゃあぁぁ バッ しまった素足だったのだっ!
私はもっとイチャイチャしたいと、全裸、正座の姿勢からアソコを突き出し言った、すかさず魔界女騎士の足が私のアソコを踏みつける、しかし魔界女騎士は素足、私の痛みだけでない何かを感じている姿に少ししてから気付く、絶叫しながら素足を退けた。