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ダンジョン工事中!!!  作者: アチュネット
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063

 ランタンの淡い光、凹凸とした土壁の近くで水に浸かりながら魔物達と待っていた。

 幽霊女が戻って来て状況を報告する、私から見て右側に金属ドアがあるらしい、反対側には入り口があったはずだ。


 ザブ ザブ  あちら側に入り口があるはずだ。

 ザブ ザブ ザブ わかった、皆の者、入り口を探せ。

 ちょっといいですか。・・・・

 ん? どうした、幽霊女。

 金属の扉を通り抜けようとしたら、できなかったんです。・・・・


 私が手で左側を指し示すとそちらに魔界女騎士達は移動して行く、私もついて行こうとすると、幽霊女が耳元で呟く、ちょっとブルッとする。

 幽霊女は能力で金属ドアを通り抜けられなかったらしい、ダンジョンコアがある部屋を守るためのドアだ、あのドアにはやはり特殊な力があるようだ。

 豚オークジムダンジョンで見なかったのか?と聞くと、見たことはあるが扉に触れたことはなく、その時は土壁を通り抜けていたらしい。


 ザブ ザブ 何をしている、こっちに入り口はないぞ。

 え? あったはずだが・・壁か。


 危ない雰囲気のゴブリンが持つランタンの淡い光で、左側にも土壁があることが分かった。

 掘る前に幽霊女に土壁の中を覗いてもらうと、ダンジョン入り口が近くにありますよ。・・・・、と報告してきた。


 魔物が掘ろうとしている場所に近づいてきてますね。・・・・

 魔物を避けて掘るのは無理そうだな。


 暗闇の中、幽霊女は魔物を把握するためキスするくらい近づいている、幽霊女が見えなくても魔物は何か感じ取っているのかもしれない。


 シャキン ユサ フフ、戦闘は避けられないようだな。


 剣を鞘から抜く音、魔界女騎士はビキニアーマーに包まれた大きなおっぱいを揺らす、戦いが避けられないのに嬉しそうだ。


 どんな魔物なんだ?

 蝙蝠の魔物だけしか見えませんでしたね、体は人の頭くらいの大きさでした。・・・・


 魔物蝙蝠か、周りが見えないほど纏わり付かれていたらしく正確な数は分からない。

 強いという印象はない、ここの道中でも簡単に倒していた、上の方を掘り魔物蝙蝠だけ相手できればなんとかなりそうな気もする、あまりに多ければ穴を塞いでもいい。


 どうする?

 雑魚だ、何匹いようと倒せる相手だ、掘って見よ。


 私とダンジョン女奴隷がツルハシで土壁を掘る、ダンジョン女奴隷は涙目で腰が引けている、私も後ろに下がれる姿勢で土壁を掘る、掘り抜いた。


 バササ バササ バササ キー! キー!

 む、出てこないぞ。


 魔物の羽ばたく音と鳴き声がするが穴が小さく通れない、魔界女騎士の命令で少し穴を広げる。


 バササ バササ バササ バササ バササ バササ バササ バササ バササ 

 うおおっ ドボン おぷぅっ

 ・・・・・ひゃっ すごい数ですっ。・・・・・


 穴を広げると大量の魔物蝙蝠が飛び出してきた、私はのけ反り水の中へ転倒した、驚き、怯えるダンジョン女奴隷の声がした。


 パシャン ぶふぅ、どうなった?

 パシャシャ バササ はむ バササ はむ ・・・・・あっ あっ 甘噛みしないで、ん、助けてください。・・・・・

 ザブ ビュッ ユサ ひらり バササ むっ、避けただと。

 ブン ひらり バササ ブヒ、トラエラレン。

 シュッ ひらり バササ ギー、ムリダ。

 パシャ パシャ パシャ ワン ワン ワン バササ バササ


 尻餅をついたがすぐに起き上がり水面から顔を出す、ダンジョン女奴隷は魔物蝙蝠に噛まれたらしいが痛がってはいない、纏わりつく背中や小ぶりのお尻だろうか、手当のため後で傷を確認しなければならない。

 魔界女騎士は魔物蝙蝠に斬りつけたが避けられた、大きなおっぱいも激しく揺れている、チュウブタも突き出した手を避けられている、危ない雰囲気のゴブリンはナイフが避けられもう諦めそうだ、コボルト達は魔物蝙蝠を追い回し遊んでいる様にしか見えない。

 1匹も倒せない、道中、水に浸かりながらも魔物蝙蝠は倒せていた、なぜ今は倒せないんだ。

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