055
おまえ、何してんだ?
私にお構いなく続けてください、ドキドキしますね。・・・・
私の肩から覗く幽霊女が目に入り急速にスケベ心が萎えていった、幽霊女が見えないダンジョン女奴隷が動揺する私を心配そうに見つめてくる。
ちょっと外にいこうかな。
・・・・・あ、もうすぐみんな起きて来ると思うので遠くに行かないでくださいね。・・・・・
私が寝てからだいぶ時間が経っていたようだ、みんなが起きたら朝食をとり出発するのだろう、私はこれ以上のスケベをあきらめ部屋の外へ出た。
部屋の外に出ると通路を塞ぐ土壁が見える、これがあるから寿司職人ゴーレムと森賊の争いに巻き込まれずに済んでいる。
だが壁の先には寿司職人ゴーレムが詰まっていた大穴がある、生け簀ダンジョン側から開けられた物ならこの土壁も壊されるかもしれない、ここでのんびりイチャイチャスケベを続けるわけにはいかない。
狭い孕ませゴブリンダンジョンの方がスケベするには有利、今からそこへ向かうのだスケベまではそう遠くはない、私は気持ちを入れ替えた。
皆の者、出発するのだ。
魔界女騎士の号令で豚オークジムダンジョン跡地地下2階の部屋を出て地下3階へと向かう。
中層に降り孕ませゴブリンダンジョンを目指すことは朝食を食べながら話し合い決まった、ダンジョン女奴隷がトイレからトイレスライムを連れてくる、一緒に移動するようだ。
後ろに水の壁ができたような感じだ。
・・・・・トイレスライムさん大きいですよね。・・・・・
ヌメ テカ ヌメ テカ
トイレスライムは話せない、意思疎通はできているので一番後ろからついて来る、一番後ろでないとグループが分断されたようになってしまう、孕ませゴブリンダンジョンにこいつが入る場所はない地下3階でお留守番だ。
・・・・・トイレスライムさんを連れて行きますね。・・・・・
わかった、すく戻ってくるのだぞ。
地下3階へ降りるとダンジョン女奴隷はこの階層のトイレへトイレスラムを連れて行った、遠征の準備はできているのでそれ以外にここに用はない。
一応、中層を覗いてみるぞ。
階段を下りた直後にある地下3階の中層へ水を流し込んだ大穴にしゃがみ込み顔を突っ込む。
なんだ? 暗いぞ。
頭が薄い膜を突き抜けた感覚、予想外に暗くてよく見えない、中層はダンジョン光苔が大量に生えており浅層ほど暗くなかったはずだ。
ムクリ 中層の様子がおかしい、暗くなっていてよく見えない。
なんだと、どういうことなのだっ!?
顔を上げ報告する、膜を挟むと声が届かないことは覚えていた、騒ぎ出す魔界女騎士、私はまた中層を覗く。
ダンジョン光苔のぼんやりとした光はポツポツと残っているが空間の上の方だけ、床が見えない。
んっ どうなっているのだ?・・・ふむ。
・・・。 何も見えないが・・いやっ何か蠢いてるな。
魔界女騎士が私の隣で屈み大穴に顔を突っ込んだようだ、騒ぎ出すかと思ったが冷静な表情になっていく、私も注意深く底を見ていると床の闇が蠢いて見えた、
何が見えるんだ?
何も見えないが、アレは魔物だ。
何も見えないのか、感覚的に何か感じるのか、魔物と言ってるので降りるのは止めた方がいいな。
幽霊女、ちょっと見てきてくれ。
私が行った方がいいですね、なんでしょうね、アレ?・・・・。
私はいちいち驚きたくないので振り返らず言った、やはり私の背中に憑いていたようだ。
少しして戻ってくると幽霊女は水と魔物魚の群れだと言った。




