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天井を掘るぞ。
さっさとやれ、ダンジョン奴隷。
幽霊女に地下一階、天井の上を軽く見てきてもらった。
水が溜まっておらず豚オークジムダンジョンのころと変わらない環境だったという、寿司職人ゴーレムは地下一階では暴れていないようだ、警戒心の低くなった魔界女騎士が急かす。
地下1階では地上への階段が近くにあるらしいぞ、すぐ上って地上を見る、それで目標達成、すぐ引き返そう。
すぐは戻らん、少し地上を散歩するのだ。
地上まで辿り着けば魔界女騎士を部隊リーダーにする約束を覚えているのだろうか。
地上を見てこの世界の現状を知りたいが慎重に行動したい、トラブルに巻き込まれる確率を下げたい、地上に出た後すぐ戻り今後の行動を考えたい。
さぁ掘れ、ダンジョン奴隷、さぁ、さぁ。
ザク ザク ボコ あ、もう貫通するのか。
・・・・・手伝いますね。・・・・・
魔界女騎士に急かされるまま天井の土を掘る、簡単に穴が開き地下1階が見える、そのまま私とダンジョン女奴隷が穴を広げ階段を地下1階と繋げた。
ここが地下一階か少し明るいな。
あれが地上への階段か、皆の者地上へ前進するのだ。
地上からの光で階段近くが明るい、今は夜ではないようだ、2、3人すれ違える幅のある土壁の通路は変わらない。
ん? ランタンがあるぞ、灯っているぞ、どういうことだ?
アレですか? ダンジョンが活動していたころからランタンが設置されていましたね、明るかったですよ。・・・・
ブヒ、ダンジョンジタイモアカルクデキタガナ。
幽霊女がランタンは元から設置されていて灯っていたという、ダンジョンコアの機能でダンジョン自体も明るくできるらしいが、なぜかランタンを使っていたとチュウブタが解説する。
豚オークジムダンジョンは跡地で自動でランタンが灯ることはない、ダンジョンコアはもうない、魔石を使い誰かがランタンを灯しているのだ。
知性のある魔物がいるのか?
・・・・・豚オークジムダンジョンのころは、森賊が地上から入って来ていましたね、地下1階までは。・・・・・
森賊いましたよ、豚オークジムダンジョンのころと変わらずいます。・・・・
幽霊女は森賊がいるのが地下一階では普通というが人だよな?人がいるなんて聞いてないぞ、私は動揺している。
森賊はどこにいる、近くにいるのか?
近くの部屋にいますね。・・・・
幽霊女が森賊のいる部屋まで案内する、私以外見えないので私について来る魔物達。
タン タン タン ふっ ふっ ふっ
ぐぃ ぐぃ ぐぃ ん ん ふぅ
部屋の近くまでくると、何かの器具を動かしている音と使ってる人の息遣いが聞こえてくる。
中を覗いて観察するだけだ、襲い掛かるんじゃないぞ。
何っ、戦わんのか?
様子見だ、絶対に襲い掛かるんじゃないぞ、絶対やるなよ。
うっ、うむ。
森賊と戦いたそうな魔界女騎士に絶対襲い掛かるんじゃないぞ、と言いながら部屋の中を覗く、同意したがどこまで守られるか分からない、少し見たら離れよう。
タン タン タン ふぅ、ふぅ、ゲヘヘ、物をぶんどるには体を鍛えるのが重要、ふう。
ぐぃ ぐぃ ぐぃ ん、ん、グフフ、相手を襲うには体を鍛えるのが重要、ん。
何か呟きながらランニングマシンで走る人間の男とチェストプレスを使って上半身を鍛えている男がいる、これが森賊かムキムキだ、中世的な服装、質の悪そうな剣と弓を装備しながらトレーニングマシンを動かしている。




