005
ピチャ チャ 冷たい、状態のよい澄んだ水に見える。
さっきまで巨大ミミズが浸かっていた水だと思うけどな。
巨大ミミズがいるのはそう悪いことではない、普通だ。
普通か。
そうだ、慣れろ。
むにゅ ん ブリュ むにに くっ、これもしかたないことなのだ。
魔界女騎士は少し土壁の崩れた穴の中を見回すと、水の中に軽く手を入れ感触を確かめた。
私は殴られた顔を片手でマッサージしながら、淡く光るツルハシを穴の中に差し込んだままだ。
1人しか通れない空間に2人無理やり並び穴の中を観察しているので、魔界女騎士の側面のベタベタだが柔らかくしなやかな腕、足と密着している状態だ、少し動くたび私も汗まみれなので、ブリュと変な音が密着してる部分からしたりもする、私と体がぶつかり合うのが嫌なのか、変な音がするからなのか、ん、くっ、と吊り上がった目で反応する。
トポン パシャ ピチャ ふぅ、気持ちいい ムニ トポン パシャ ピチャチャ ぷぁ、悪くない水だ ムニ
水を掬い顔や体にかけて、上機嫌の魔界女騎士、体が私と触れている部分がムニムニしているが御構い無しだ。
なぜ、私を後ろに下がらそうとしない?
そのツルハシは採掘系のジョブについている者しか、うまく使えないのだ。
魔界女騎士が持てば光らないのか。
そうだ トポポ パシャ パシャ はぁ ん ムニ ムニ
私の質問に答えながら、魔界女騎士の手は止まらない、水を掬い顔にかけ体にかけた、少しずつかける量は増えている。
トポポ パシャ パシャ あぁっ むにに ビクン トポポ パシャ パシャ あぁ 気持ちいぃ ピクク むぎゅぎゅ
水を掬いパシャ、パシャと乱暴に体にかける、私に御構い無しだ、こちらにかかる水滴は冷たい、魔界女騎士の火照る体の感触と冷たい水滴の差でビクンと体が反応する、水滴がかかり続け体をつたい私のアソコに触れピククと反応する全裸の体、魔界女騎士の体は、むぎゅむぎゅと私の肌を圧迫してくる。
そんなにかけるなら、いっそ中に入ればいいじゃないか。
そうだな、そうしろ。
ん?どういうことだ?
トポポ パシャ ん、ふぅ にやり ムニ二
ダンジョン奴隷よまず、おまえがその穴を通り全身で中を調査するのだ。
いやです。
さぁ、さぁ、中へ入れ命令だ。 ヌポ グリグリ うぁぁ
魔界女騎士は濡れた顔、にやりとしながら私の体に寄りかかり命令した。
断ると、まくし立て濡れた物が中から外に抜ける音を出しながら、私の後ろに回りグリグリとブーツで私の尻を圧迫してきた、痛みを主張する。
トポ パシャ おっ トポ パシャシャ おおっ きゃっ
まず、水を掬い体にかけた、冷たいがそれ以上に激しく動かし続けた体は、すごく気持ちいいと反応する、2回目は強くかけたので後ろの魔界女騎士にかかってしまったらしい、きゃっと、かわいらしい声がした。
抵抗をしても尻を攻撃され続けるだけだ、見た所魔物の気配は無い、穴の中に入る覚悟を決める。
ジャリ ふぅぅ ジャリ いくぞ チョポン うっ、冷たい
慎重にツルハシを落とさないように土壁の崩れた穴の中へ入っていく、全裸でアソコをプルプルさせながら入る姿を魔界女騎士は凝視しているのをチラ見した、片足の先を水に付けると冷たかった、気持ちいいとは感じなかった。
予想以上に冷たく感じるぞ さっさと入れ ドカッ うおっ ドボン あっ トポン フッ
後ろから尻をブーツで蹴られ水の中へ落ちる、手からツルハシが落ちてしまう、ツルハシの淡い光が消え真っ暗になった。
何をやっている、さっさとツルハシを掴むのだ。
手から放すと光が消えるのか。
自分のしたことの結果だがまったく反省していない、しかし反論しても無駄だろう、暴力的で危険なやつだ、探すか。
パシャ 冷たい ドプンン コポポ ザブブ ぷうっ 気持ちいいけど冷たいぞ。
水の深さは腰の所まで、潜ってみるが真っ暗でツルハシを見つけられない、冷たいが全身浸かってみると汗をかきすぎ3日風呂に入ってないせいもあり、気持ちよくもある。
穴の外、魔界女騎士の姿が薄っすら見える、だいぶ遠くなった金属ドア、中の光が少しだけ届いているようだ。
気持ちいいのか。
冷たいが気持ちいいぞ。
嫌な匂いなどもないし、水質はいいようだな、よし
え?
ジャリ プル ムチ プル ジャリ ふんっん あうっ ドボン ぷぁ パシャシャ
魔界女騎士がガマンできず、穴の中に入ってきた、おっぱいを揺らしながら穴壁を跨いだが、こちら側は真っ暗でバランスを崩し、水の中に落ちたようだ、もう暗くて姿は見えない。
穴の位置はドア中の光が微かに届いていて見える、大丈夫だ。
ぷぅぅ、気持ちいいじゃないか、温度もこれくらいなら問題ない。
気持ちいいが、冷たいぞ。
私にはこれくらい問題ない。
そうですか。
さぁ、ツルハシを探そうじゃないか、フフッ