013
魔界女騎士は倒した魔物カエルに触れ魔石を探しているようだ、これも魔石を探し当てる特殊能力なのだろうか。
カチ ん グリグリ ポロ ふぅ にぎ フッ
すぐに探し出し摘出、魔物カエルの体が消える、小石程度の魔石を魔界女騎士は握り吸収した。
よし、通れる大きさで側面の土壁を掘るのだ、ダンジョン奴隷よ。
沸いた魔物は全部倒せたのか?
わからん、だが狭い通路の中央だ、ダンジョンコアの光も届く、問題ない、この深さの魔物の不意打ちに後れを取ることは無い。
初めての戦闘、巨大ミミズとの艶めかしい戦いをもう忘れたのだろうか、言うとブーツでの蹴りが尻かアソコにくるだろう、スルーする。
魔界女騎士は掘る場所を指さしている、やるか。
ザク ザク ザク ザク
その程度でよい、次は今掘った場所の上半分だけ掘るのだ。
ザク ザク
残した半分をさらに半分に掘れ。
ザク
掘った場所の天井を今と同じ程度掘れ。
ザク
やはり私の指示はすばらしいな、階段の1段目ができたぞ。
魔界女騎士の指示に従い掘った、土の段差が1段できる、踏んだらすぐに壊れそうだ、そう思う私の後ろで魔界女騎士が自画自賛している。
よし、今の工程を繰り返し掘り進めよ。
いつまでやるんだ?
私が止めろと言うまでだ。
その間、魔界女騎士は何もせず私の全裸の尻を見続けるのか?
何を言う、私は狭い通路の先、土壁の広げた穴を監視、魔物が這い出してこないか警戒する、安心しろ私がおまえを守る、おまえは掘ることに集中するんだ。
おまえも何かしろと思う、水でも口に含んで口移しなどがいいと思うが、私の体を守るから掘ることに集中しろと言われた、だが納得しないぞ。
ある程度掘ったら、報酬をくれ。
やれる物など、ないぞ。
はぁ はぁ キスでいい、あの体力が回復するやつ。
私がいいと言うまで掘れたら、休憩する権利をやろう。
私は報酬を要求する、キスだ、特殊な力で回復する気持ちいいやつだ、しかし休憩の権利をやると言う、それでは納得できない、論破してやる。
休憩では体力は回復しますよねぇ、でも休憩ではお腹は膨れないんですよぉ。
水があるぞ、水を飲む権利をやろう。
水ではお腹は膨れても、栄養にはならないですよねぇ。
魔物の肉を食べる権利をやろう、魔石を抜き取らなければ、しばらく残るしな、栄養になるぞ。
食べたくない、火がない、生で食えと言うのか。
想定外、論戦を繰り返すうちに魔物の肉を食べる流れになってしまっている、嫌だ。
食べてみたら意外と美味しいと思うぞ。
なぜ目を逸らして話す。
目を逸らしてないぞ。
また嘘ついてるな、やっぱマズイのか?その手には乗らない。
絶対に食べないからな。
おまえ、死ぬ気か?
キスくらい、いいだろ、キス、キスぅぅぅぅぅ!!
ボコ あひぃぃ
論破できない、ならばゴネるだけだ、ゴネだすとアソコを蹴られた、ブーツを履いた足のいい蹴りだ。
くそっ、ゴネられ続け空腹になれば蹴っても動かんか、気絶すれば、しなければ目を覚まさんしな。
え? はぁ はぁ いいの? はぁ はぁ いいの?
ズコ うふぅぅぅ
うるさいぞ、ダンジョン奴隷。
報酬は、キスになった、ゴネ勝ちだ、暴力なんかに負けないんだからね。




