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平行線な僕ら

作者: ダイナマイト山村
掲載日:2021/05/08

皆さま。5月病などに気を付けていきましょう。

 平行線。

同一平面上にあって相交わらない二つの直線を平行な直線,または平行線という。


●「あのさ。『私たちこのままじゃ平行線よ』っていうじゃん」

〇「おう、恋愛ドラマとか見ぃひんけど、ありそうやな」

●「いやお前ら交わってるじゃんって思うよね」

〇「お?」

●「え?」

〇「今の下ネタ?」

●「いやいや。違うよ。しゃべってたりわちゃわちゃしてる時点で関係性的に交わってるじゃんって」

〇「おぉう。よかったわ。生物的な交わりを意識したドギツイ下ネタかと思った。まぁ平行線でも会話はできるんちゃう?」

●「あ。そういう解釈?1キロ離れてても平行線だけど、1ミクロンでも離れてたら平行線だから会話位できるみたいな?触ってませんからみたいな?」

〇「そこまで極端には言うてへんがな。まぁニュアンス的にはそんな感じちゃうか?」

●「じゃぁ手をつないだり肩や腰に手を回したらさすがに平行線を超えてきてるよな」

〇「なんなん?平行線を突破することに異常な情熱を燃やしてるの?そうだとしてなんなん」

●「なんもないよ」

〇「俺たちの会話が平行線みたいなことこれ?」

●「そういうのいらないんだよなぁ・・・」

〇「イラっとするな」

●「まぁ落ち着けよ。垂直って好き?」

〇「人生で垂直について好きか嫌いかで考えたことなかったわ」

●「そういう寒いツッコミ風いらないから答えて」

〇「お前の態度どうなってんの?傍若無人か?」

●「シーッ!今そういうのじゃない」

〇「・・・」

●「・・・」

〇「アンガーマネジメントや」

●「僕も」

〇「あ?」

●「とりあえず質問に答えてよ。誠実さを見せて?垂直好き?」

〇「あー。好きです好きです」

●「じゃぁ好きな垂直言っていこう」

〇「なにそれ?」

●「はぁ?」

〇「いやいや、全くそのままお返しするし。なんやねんその好きな垂直っていうワード」

●「え?垂直好きなんでしょ?垂直なら何でもいいの?不誠実じゃん?」

〇「なんなんその軽薄な女好きに対するような態度。今の議題『垂直』やろ?」

●「僕は垂直落下が好き。垂直って直線と直線が直角なことじゃん?」

〇「ええ」

●「落下って、直線じゃないでしょ?一見垂直に落ちるみたいなことなんだろうけど、線じゃない時点で垂直じゃなくない?」

〇「ただの落下だと」

●「物体が落ちる最中を点とすると、落ち始めから落ち終わりまでの点の移動を同時に線ととらえてるってことでしょ?」

〇「タイムラプス撮影みたいな感じか」

●「は?そのタイムラプス的なワード知ってます的な知識ひけらかし?」

〇「まてまて。タイムラプスってそんな特別な言葉でもない…」

●「黙ればーか」

〇「もうついにダイレクトなゴリゴリの悪口言うてきたやん」

●「まぁさ。僕直線でしょ」

〇「せやな」

●「君も直線じゃん?」

〇「何をいまさら」

●「僕らあたったことないよね?」

〇「平行線じゃね?ってこと?」

●「そうそう」

〇「右端と左端無限に伸ばしてみよか」

●「うん」

〇「伸ばしとる?」

●「うん」

〇「なんかあたる?」

●「なんにも」

〇「平行線じゃん!」

●「平行線じゃん!」

〇「いやでもさ」

●「なーに?」

〇「俺らがあたらんのはいいとして無限に伸ばしてなんにも当たらんってこの世界どうなっとんの?」

●「確かに。全部平行線?」

〇「…」

●「うわー恐怖に閉口せん?」

〇「…」

●「あれ?」

●「ねぇ?」

●「おーい」

●「おおおおおおおおおおいいいいいいいい」

●「・・・」



ありがとうございました。

チャンネル登録。高評価。よろしくお願いします。

次回の動画も見てね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読いたしました。 漫才のネタを読ませていただいているようだけど、何だか高尚な話をしているような…。 不思議な掛け合いで面白かったです! 私も垂直が好きか嫌いかは考えた事ないなぁ〜。笑 …
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