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堕の星  作者: 柊 優助
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1話 ロストプラネット

10年前、ある事件が起きた。

ある科学者が、偶然に偶然を重ねた結果、ある生物兵器が生まれたのだ。

名前は『DJIRS-5329』。

のちに、地球のあらゆる生物を根絶させてしまう、ウイルス兵器の名前だ。


ウイルス兵器は、瞬く間に医療へと応用され、風邪の予防薬からがんの治療薬として広く使用された。

このウイルスを発見した科学者は、「神の最近かもしれない」と豪語したという。


しかしこれが全ての始まりなのだ。


5年前。

あの細菌も広く普及された頃。別の科学者が、この細菌は人間の細胞を経由してあらゆるものを根絶させる恐ろしいものだと判明した。

もちろん細菌は打ち止めにあったが、なにぶん広く普及されており地球が滅ぶのにそう時間はかからなかった。


そして2年前。あらゆる人間の触れるものは根絶され、地球は滅びたのだ。


しかし、ウイルスは人間の体内に取り込まれ、やがて思わぬ進化を遂げた。

ファンタジー世界によくある『魔法』を使う種族。

魔族の誕生だ。


ウイルスにより、死にかけた人間は、魔族となり魔法を使う。



今年で18歳になり成人をした主人公の柏木結城は、そんな世界で生活をしている。

麻袋に荷物を入れて、もはや古代遺産となったバイクにまた狩り旅をしているのだ。


「堕の星・・か、昔この星がまだ”地球”って呼ばれていた頃はどんな世界だったのか・・今となっちゃ記憶がねえな」


柏木が呆けていると、遠くの方から手を振り近づいてくる屈強な戦士風の男が近づいてくる。

柏木は目を凝らして、よく見るとそこには幼馴染で屈強なガタイをしたエドワード潤がある。


「結城!置いていくなんて水臭いぜ。俺も連れてけ」

「エドワード・・これは俺の旅だ・・エドワード含めてみんなを巻き込みたくない」


日常からファンタジー世界に旗が割りしたのは、ここ数年の話。

環境が変われば、服装だって変わる。生活環境だって変わる。


「お前の両親が、ウイルスの発明をした科学者だってことは知っているけどよぉ・・仲間が多いほうがいいだろ?」

エドワード潤はフランクに、柏木に接してくれる。それだからこそ、擬似ファンタジー世界なこの環境で、迷惑にさせたくないんだ。という願いを感じる。


「すまんな、エドワード。俺はもういくよ。」


手に持った水筒の水を一口飲み、麻袋にしまいバイクにまたがる。

全てを失った柏木は、仲間までも失うわけにはいかないと思ったのだろう。

それでもエドワードは、必死に食らいついたが、柏木は聞く耳を持たないままバイクのエンジンとともに旅だったのだ。



このロストプラネットになる星の、謎を究明するために、柏木の旅は始まった。


お世話になっております。

柊 優助と言います。


人間とはな何かを今回の作品のテーマとして書いてみました。

ここまでに人間について考えたことはなく、特に気にしてなかったのですが、書いてみて思ったのは挿絵がないなと・・

いつか小説として出版されればいいなとか思ったりしてます。




とりあえずこれくらいで・・またどこかで


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