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09. 生き急ぐわけではなく

   9



 シャドーという魔物がいる。


 上半身だけの黒い体。

 目鼻立ちはなく、ただシルエットだけが地面から生えており、胸のあたりに魔物のあかしの角が突き出している。


 等級は『ひとつ角』。


 実体を持たないために、攻撃力はあまり高くない。


 物理的な攻撃手段は持たず、その腕で殴りつけられると少しずつ体力を失い、肉体が衰弱する。


 逆に、こちらからの攻撃は、純粋に物理的なものは通らない。


 これはけっこう厄介だ。


 たとえば、スケルトンはただ頑丈で死にづらいが、物理的な攻撃は通じる。

 速度や力に優れているとはいっても、ただの人間だって犠牲を覚悟して集団でかかればどうにかなるのだ。


 だが、シャドーが相手だとそうはいかない。

 物理攻撃しかできない場合、どうにも対処のしようがないからだ。


 そうした特性を持つため、魔物としての格付けはスケルトンより高く、『ひとつ角』の中の下になる。


「……って、説明はしたよね? わかったうえで、戦おうって言うの?」


 今日の迷宮探索から戻ってきたあとのこと、グレイが話を切り出すと、少し怖い声でカミコは言った。

 あまり機嫌は良さそうではない。


「ああ。そのつもりだ」


 頷きを返すと、ついに眉をひそめられてしまった。


「いやいや。無理でしょ。キミは昨日、スケルトンを初撃破したばっかりなんだよ。今日も含めても探索の経験は2日しかない」

「わかってる」

「いいや。わかってないね。そんなことを言い出すなんて。2日間、倒したスケルトンが7体。それでシャドーに挑むなんてありえないし」

「待てって。落ち着け。というか、そう怒ることはないだろ」

「怒ってるんじゃない。わたしは、心配してるの」


 本気で言っているようだった。


 黄金の目が強くこちらを見詰めている。

 生前では向けられたことのない感情がそこには宿っていて、グレイは思わず目をそらした。


 そこで、ふと思い出したのは、ホムンクルスとして埋め込まれた肉体運用に慣れようと体を動かした最初の5日間のことだった。


 ホムンクルスに埋め込まれた『肉体の動かし方』を利用するために、自分が自分ではなくなるような違和感を我慢しつつ体を動かす自分に、カミコはなにかと世話を焼いてくれていた。


 自分の体は、彼女にしてみれば自由を得るために必要なものだ。

 ある意味でいえば、そのための『道具』とも言える。

 壊れないか気にするのは当然のことだと思っていた。


 けれど、あれも心配されていたのだろうか。


 ……と、そんなふうに疑問に思ってしまうくらいには、グレイにとって心配されるという経験はなじみのないものだった。


 汗をぬぐって、水分補給を準備してくれた。

 体の調子を気にしてくれた。

 疲れて休憩をするときにはひざまくらをしたがり、特に意味もなく抱きついてきたりも……いや。これはなんか違うような気もするけれど。


 なんにしても、それは生前は向けられたことのない感情で。

 生きられればそれでいい自分にとって、不必要なはずのものだった。


 ……そのはずなのに、邪神を自称するわりに気の良い目の前の少女の心配を、どうでもいいと突っぱねることは、どういうわけかためらわれた。


 調子が狂う。


 パートナー、いや友人……契約相手。

 どのように彼女に接すればいいのか、グレイは決めかねていた。


「あー、いや。言い方が悪かった」


 結局、グレイは目をそらしたまま口を開いた。


「勘違いさせたみたいだ。別にすぐに戦おうってわけじゃないんだ。俺も、そこまで無謀じゃない」

「……どういうこと?」

「いまからでも準備をしておこうって話だよ。どうせ、疲れて帰ってきたらやることもないしな」


 迷宮探索を一日中することは、体力的にはもちろん、精神的にも不可能だ。

 とてもではないが集中力が続かず、危ない。


 かといって、帰ってきてすぐに眠れるわけではない。


 眠気のくる夜までには時間がある。

 なにもしていないのも時間がもったいない。


「やることないなら、ゆっくり休んでおけばいいのに……」

「ダメだ」


 これは、はっきりと返した。


「なるべく早いうちに、対抗手段を持っておきたい」


 自分がいるのは迷宮の最深部。

 カミコが封印されている場所であり、彼女の力が一番強く影響する領域だ。


 逆にこの迷宮を創り出した神の影響は弱く、そのために魔物が一番少なくて弱い――ただし、封印の鬼を除いて――という特徴がある。


 いるのは、ほぼスケルトンで、ぽつぽつとシャドー。

 ごく稀にスケルトン・ソルジャーというスケルトンの上位版もいるが、これも『ひとつ角』だ。


 ただ、別にこの最深部、他の層と明確に区切られているわけではない。

 絶対に『ふたつ角』以上が出ない保証はないのだ。


 運悪く遭遇したときに、どうするか。


 遭遇したのが『ふたつ角』の物理タイプなら、ひょっとすると、どうにかできるかもしれない。

 だが、対抗できないシャドーと同タイプで『ふたつ角』が出たら、もうどうしようもない。


 確実に死ぬ。


 そんなのはごめんだった。


 ただ、そうしたグレイの姿勢は、カミコの目には奇妙なものにも見えたらしかった。


「グレイはちょっと生き急いでいる感じがするよね」


 こんなことを言われてしまった。


 けれど、それは違う。

 少なくとも、グレイはそう思った。


 生き急いでいるわけではないのだと。

 生きるために、そうするのだ。


 なんと言われようと、その姿勢を崩すつもりはなかった。


 ……とはいえ、カミコにはわからないことかもしれないと思いもした。


 封印された邪神とはいえ、彼女は神様だ。

 みじめに死んだ人間とは違う。


 だからといって、それを不愉快には感じなかった。

 自分のことを思って――心配して言ってくれているのはわかったからだ。


「むーぅ」


 カミコはまだ少し納得してなさそうな顔をしていたが、結局、頷いた。


「……まあ、グレイがそうしたいというなら、付き合うけどさ」

「手伝ってくれるのか」

「そりゃあまあ」


 あっさりと、カミコは言った。


「わたしは、グレイの相棒だからね」


 だから心配もする。

 シャドーへの対抗手段についても相談にも乗るのだと。


 邪神である少女は、いつもの朗らかな笑みを浮かべてみせたのだった。


   ***


 実際にグレイがシャドーとの戦闘に挑んだのは、実に13日後のことだった。


 その間、探索ではひたすらスケルトンを殴り続けた。

 対抗手段を手に入れるまで、それだけ時間がかかったのだ。


 カミコは言った。


「いい? シャドーみたいな実体のない敵と戦うときには、魔法を使うのが第一選択なんだよ」

「なにか違うのか?」

「うん。物理的には存在しないタイプの魔物っていうのは、魔力で存在を保っているわけ。だから、同じく魔力で構成された魔法的な手段ならダメージを与えられるんだよ」

「……同じ魔力を使っている現象同士ぶつければ打ち消し合う、みたいな感じか」


 自分なりに納得する。

 とにかく、第一選択は魔法らしい。


「魔法といえば……カミコがぱっと俺の服を作ってくれたアレだよな。他にも、祭壇とか、敷物とか、タオルとか」

「あれだけに限らないけど。魔法は万能の力だから。なんでもできるんだよ。ただ……」

「ただ?」

「魔法は万能の力だけれど、人間は決して万能の存在じゃないでしょ。理論上、魔法にできないことはないけど、それはあくまで操る側の技量が十分であればの話だからね」

「そりゃそうだ」

「ちなみに、わたしが使ってみせたレベルの魔法は、それなりに高度なものだからね。一時的ではなく、永続的に物質として魔法を世界に固定するのは高等技術なんだ。そこまでは要らないよ。ただ、できるといろいろ便利ではあるし、四階紋に至るためには必須だから、覚えておくに越したことはないけどね。まあ、それはまだ先の話だから、いまは置いておこっか」

「わかった」


 相槌を打ち、ふと引っ掛かった。


「しかし、その高度な魔法をカミコはけっこう簡単に使ってた気がするけど。ひょっとして、カミコってすごい……?」

「グレイはわたしが神様だってこと、たまに忘れてないかなー?」


 腰に手を当てて、カミコは少しむくれてみせた。

 子供っぽい。


 忘れているところは否定しないが、それはなにも自分のせいだけではないと思うグレイだった。


 ともあれ、事実としてカミコは神様だ。

 現状ではかなり力は制限されてしまっているらしいが、それでも、彼女の本体が封じられているあの部屋であれば、非常に高度な魔法だって扱える。


 しかし、それはあくまで例外で、人間にとって魔法は非常に難しい。

 厳密には自分は人ではなくホムンクルスだが、簡単ではない。


 魔力の認識と操作は当然習得しなければいけないとして、加えていくつかの条件がある。


 まず起こす現象に親しんでいなければいけない。

 そこにあるかのように克明に想像することで、初めて魔法は現象として成り立つのだ。


 そのうえで、自分から離れた場所に魔力を放出して、現象に変換しなければいけない。


 きちんと想像ができること。

 離れた場所への魔力の放出と制御。


 これらができていないと、まともに現象が起きないうえに消費が激しいというわけだ。


 逆に言えば、身近にあって想像がしやすいほど、具象化する距離が近ければ近いほど、魔法の難易度は下がる。


「実際、肉体の強化が一番簡単な魔法なのは、自分の体は文字通り一番身近なもので、想像がしやすくて、自分から離れた場所に魔力を放出する必要がないのが理由だからね。といっても、誰でも使えるわけじゃない。すぐに使えたグレイはセンスのあるほうだと思うよ」

「克明に想像できること、か。そうなると、いろんな魔法を使うのは難しい感じか」

「あるひとつの魔法をまともに使えるようになるだけでも時間がかかるからね。習得するまでにかかる時間は、現象ごとに人それぞれ。適性によるところが大きいね。そこから熟練するのにも、また時間がかかる。適性のある魔法に集中して、習熟するのが現実的だよ」


 ということで、ここで適性の話になる。


「魔法使いの大半が最初に使えるようになるのが、火を起こす魔法だね。これは『攻撃の手段として想像しやすい危険なモノ』で、かつ『慣れ親しんでいる』ものが火だから。

 特にこの『慣れ親しんでいる』っていうのがくせもので、幼少時からの経験が大事なんだよ。魔法使いの一族には、特定の物事にあえて子供のときから親しませる修行をしたりもするくらいでさ」

「っていうと、水の魔法を使いやすくするために、滝行をしたりとか?」

「うん、正解。ただ、そんなことをするのは魔法使いの一族だけだから、やっぱ最初は火魔法からだね」


 ということで、魔法に挑戦してみることにした。


 いきなり使えたりはしないだろう。


 けれど、肉体強化についてはすぐに使えたのだ。

 センスがあるともカミコは言っていた。


 意外とあっさり使えてしまうのではないか――と、ちょっとワクワクしていたところはある。


 ……しかし、だ。


 説明を受けたところで気付くべきだったかもしれない。

 魔法に必要な要素に、とてもまずい条件があることに。


「あれ? おかしいな、突然センスがなくなったぞ?」

「……」


 カミコが乾いた声を出し、グレイは手を前に出したまま立ち尽くした。


 ビギナーとはいえ、二階紋。

 戦闘には使えないにしても、小さな火くらいは出るだろうと言われたのだが、まったく出る気配がない。

 そこで気付いた。


「あ。そっか」


 現象に慣れ親しんでいることが大事で、きちんと想像できなければいけないのだというが……。


「どうしたの?」

「……火って、どんなものだったっけ?」

「は?」


 世界の差だった。


 現代社会で親のいる子供が火を扱う機会は、一般にあまり多くない。

 それどころか、台所自体がIHで火を使わないことさえある。


 もちろん、全員が全員ではないにしろ、週に一度も使わないという子供も少なくないはずだ。


 しかも、生まれてからほぼずっとベッドの住人だったとなればなおさらだ。


「というか、思い返してみると、直接、火を見た記憶がねえな……」

「キミ、いったいどんな箱入りだったの?」

「ほっとけ」


 若干戦慄する口調でカミコが言うのに、グレイは珍しくふてくされたように返した。


 カミコが苦笑する。


「あはは。一応、魔法で火を出すところ見てみる? こんな感じだけど、わかる?」

「……まったく。というか、火ってこんなふうなんだな。初めて見た」

「わたしもそんな発言初めて聞いたよ。これでも神様続けて長いんだけど。

 しかし、となると難しいなあ。魔法で大事なのは感覚なんだよね。実感があり、想像できて、できるって確信がある。だから、そのへんちょっとでもとっかかりがあればいいいんだけど」


 それはつまり、ちょっとのとっかかりさえ感じられなければどうしようもないということだ。


 結局、火魔法は使えなかった。


「これはもう適性がないというより、マイナスかなあ」

「ひどい」


 水の魔法などについては人並みらしいが、それも別に『適性がある』わけではなく『人並みに適性がない』だけなので、かなり努力してコップに水を満たすくらいの現象がせいぜいだということだ。

 戦いには使えない。


「どうすれば……」

「だ、大丈夫だよ。他に方法はふたつあるから」


 割と本気でへこんでいると、カミコが励ましてくれた。


「まずひとつめ。当然、この世界にも火の魔法に適性のない人間はいるんだよね」

「俺ほどじゃないだろうけどな」

「もう、拗ねないの。そうした人間が使うために、無属性の魔法があるんだから」


 無属性とはいうものの、その実体は魔力をそのまま放出するものらしい。


 破壊の意思だけを乗せた魔力塊。

 威力は低いが、遠距離から攻撃できる強みはある。


「ただ、これも魔力を放出する技術はなくちゃいけないんだよね。苦労して技術を得たところで、使えるのが弱い無属性魔法だけだと割に合わないでしょ。ということで、ふたつめの手段がある。グレイの場合は、魔力の操作はそれなりにできるし、どちらでもいけると思うけど、どうする?」

「……どうするもこうするもないさ」


 基本的な属性魔法に適性がなかったのは残念だけれど、手段があるのなら努力をするだけのことだ。


 それから13日。

 確信を得て、グレイは戦闘にのぞんでいた。


   ***


 遭遇したシャドーが、腕を伸ばしてくる。


 その動きはさほど速くはない。

 スケルトン以下であり、避けることは可能だ。


 ただ、あえて避けない。


「りゃあっ!」


 伸びてきた腕を、錆びた剣で薙ぎ払った。


 当然、物理的に存在しないシャドーの腕は剣をすり抜ける。

 そのはずだったが、実際には手に確かな反動があった。


 ふれることさえできれば、シャドーの力はスケルトンより格段に弱い。

 襲いかかってきた腕は、簡単に弾き飛ばすことができた。


 振った剣を引き戻し、柄を掴んだ手を握り直す。

 そのときに、魔力を意識した。


 全身を巡って身体能力を上げている魔力が――錆びた剣の切っ先にまで流れている。


「よし」


 問題ない。

 そう確認して、さらに伸ばしてきた手を冷静に迎撃した。


 コツは剣そのものではなくて、剣に流れる魔力で弾くこと。


 物理的な肉体を持たないシャドーに対抗するための、無属性魔法以外のふたつめの手段。

 魔力による武具の強化だった。


 武具の強化とは言っても、物理的な強化率はたいしたことがない……というか、かなり熟練しないと効果が低いのだが、今回の場合は副次的な作用のほうが目的だ。

 こうするとシャドーのような物理攻撃が効かない敵を殴ることができるのである。


 ……いまではこうして使えているけれど、習得まではけっこう大変だった。

 自分の体と違い、魔力がうまく剣に流れてくれなかったからだ。


 毎日、毎日、迷宮探索を終えては、部屋で座り込んで正面に握った剣に魔力を流そうと、うんうん眉をひそめてうなり続けた。


 それを見て「変な顔してるー」とケラケラ笑ったカミコは、ほっぺたを引っ張っておいた。

 仮にも神様相手に、ものすごく失礼なことをしたとあとで気付いたが、やられた本人は「なんだよー」とぶうたれながらも楽しそうにしていたのでよしとしておく。


 ともあれ、シャドーと戦い始めたのが13日間の練習のあと。


 それから、すでに4日が経っていた。

 これまで倒したシャドーの数は11体。


 伸ばされた腕を弾き飛ばし、さてどうしたものかと考える。


 厄介な物理無効さえどうにかしてしまえば、シャドーの強さはスケルトン以下だ。


 いまだにスケルトンはスパーリングの相手として有用だが、シャドーはそうではない。


 さっさと倒してしまえばいいのだが、少し気になることがあった。


「リスクはあるが……」


 やるべき価値はある。

 なら、やるべきだ。


 よろめきつつもシャドーが攻撃を仕掛けてくる。

 今度はあえて弾くことはしない。


 タイミングを合わせて身をひるがえし、わざと攻撃を左の腕で受けた。


 通過する影の腕。


 見た目に影響はない。

 ただ、悪寒とともに少し力が抜けた。


「……うっ」


 そこにあったなにかが、確実に削られた実感があった。

 これが、魔力による存在の浸食らしい。


「うん。やっぱりだ」


 いまの感触を意識しつつ、グレイはつぶやいた。


 あえて攻撃を喰らったのは、確認したかったことがあったからだ。

 それも済んだ。


「よっと」


 すでに満身創痍だったシャドーの頭を、錆びた剣で叩いて潰す。


 魔石を回収して、簡単に体の調子を確認した。


 疲れは少ない。

 左腕は少し違和感があるが、そう時間はかからず元通りになる。


 まだいけそうだ。


 精霊がふよふよ近付いてきた。


 ――どうする?


 そんなふうに聞かれている気がして、少し笑う。


 2週間以上も一緒に行動していると、言葉なしでもなんとなくわかるようになるものだ。

 なんだかそれは、悪い気持ちではなかった。


「次を頼む」


 声をかけて、通路を歩き出した。


 先程確認をしたことについては、部屋に帰ったら早速試してみようと思い巡らせつつ。


 やるべきことはいくらでもある。

 まだまだ強くならなければいけない。


 またカミコには生き急いでいると言われてしまうかもしれないけれど。

 生きるために、そうするのだ。

◆初めてのことだらけの主人公。

少しずつ関係性が構築されていっています。

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