ドルオタはコーンサートでは全知全能の神になるもの名だ
「スウィート」
「イェイ」
「クウェート」
「イェイ」
「今日の朝ごはんは~♪」
ひなこたんの新曲が出たので、今日は合いの手をいれる練習をするためにかなさんの家に来ています。
かなさんの家は大きい庭のある豪邸で、なんと、防音室まであります!
オタ活するのに最高の家です。
家でオタ活してたら妹と両親から冷ややかな目で見られた。
昔、妹をドルオタにしようとしたけど、本人から前見てれば十分じゃんって言われて、妹の前向きさ加減に惚れ惚れしちゃった。
まあ、そんなことより、新曲の合いの手入れないと。
「うぉおおおー、わかばちゃん可愛いー!」
「可愛い」
「わかば、天才」
「天才」
「わかば、天使」
「天使」
「うぉおおおーーー!」
なんと、今日、歌ってくれてるのは最近、単独ライブも成功させた小動物系アイドル、わかばちゃんなのです!
この、練習をわかばちゃんに話したら、合いの手の名前をわかばに変えてくれたら歌手を引き受けると、何時もの9割増押しぎみに言われたので承諾しました。
多分、未来のイメトレがしたかったんでしょう、勉強熱心なのは良いことです、お姉さんが後でよしよししてあげましょう。
現役アイドルらしく完璧に歌いきったわかばちゃんはこちらにきらきらした目を向けてきます。
「わかばちゃん、凄く歌旨かったよ」
頭も撫でてあげます。
「くぅーん」
嬉しそうに目を細めます。
「おお、完璧ですぅー」
かなさんが満足そうにいう。
「そうですね、文句無しです」
りかさんも当然のように頷く。
「では、次に行きますかぁー?」
「そうですね、次はひなこたんが噛んでしまった時のシュチュエーションでいきますか!」
わかばちゃんが口をパクパク開けて驚いています。
因みに、最初に合いの手の練習を初めてから3時間たっています。
そう、まだまだ、終わりません、アイドルが少し失敗してしまったときもそれをさらっと助けるのかオタクの使命!!
「さあ、やりましょう!ひなこたんのために!」
「はいですぅ」
「いきます」
「ーーがんばります」
「わかばちゃんは休憩していて、現役アイドルなんだし、喉壊したらもともこもないから」
「ゆかちゃん」
わかばちゃんが凄い嬉しそうな目で見てきます。
これDVじゃないかな?
その後、ドル活は夕食をはさんで21時まで続いた。
私の門限が10時までなので、私がいなければもっと続いたと思う。
「オタクの方々って凄いね」
わかばちゃんがしみじみ、言う。
「好きでやってるからね。正直、アイドルの方が凄いと思うよー」
「そんなこと無いと思うけど」
「だって、私達は結局、自分が楽しければ良いだけだからね。アイドルの方々はファンの方々を楽しませなければいけない」
だから
「わかばちゃんは凄いよ!
私はいつもわかばちゃんから元気もらってるよ!!」
わかばちゃんははにかんでいる。
ごめんね、私(俺)は今世、他人の事を考えず自分の生きたいように生きるって決めているんだ。
私はわかばちゃんに抱きつく。
「わかば成分補給」
胸をぽこぽこ叩かれるが無視。
「わかばちゃんお持ち帰りしたいけど、また、明日」
わかばちゃんの家の前で別れて、自分の家でまで歩く。
星空は今世でもあんまり見れないけど、あそこと、あそことあそこを繋げば、ひよこたん座の完成!




