平石わかばは決められない1
平石 わかばでーす。
ゆかちゃん、大好き地下アイドルやってまーす。あっ、因みにこれは内緒です。もしばれたらスキャンダルですね。だけど、アイドルの禁断の恋愛、なんか心が浮き浮きします。
で、なんと、なんと、黒い噂が一杯の会社、プロデューサーが女子中学生アイドルと付き合っていたが振られて公衆の面前で土下座したとか、色々ある。大手芸能会社が私達の引き抜きにきました。
青田買いです。人身売買です。まじで真っ黒です。
その会社のプロデューサーである、イケメン二人組、近藤敦さんと神崎佑介さんです。パチパチ。
なんか、近藤さんは真面目そうですが、神崎さんは女の子で遊んでそうな人です。要注意です。
「君達には未来がある。だから、俺達と一緒に来てくれないか。一緒に頑張れば絶対にトップアイドルになれる!」
近藤さんが腕を振り上げ暑く語っている。顔に似合わず熱血さんだ。
「こいつが暑苦しいこと言ってすまんが。それは事実だ俺も君達ならトップアイドルになれるとと思う」
神崎さんがにやつきながらイケボでゆっくり言う。
これは、二人合わせたナンパ師かな。
二人でアイドルやったら凄い売れそう。
「私は良いと思うな」
メンバーのはなちゃんが言う。おおーはなちゃんの顔真っ赤か。これぞ、噂に言う一言惚れ。
「確かに、ステップアップするのに良さそうね」
リーダーのさゆりちゃんが言う。
「わかばはどう?」
「わたしは……、どっちでもいいかなぁ」
ゆかちゃんに見てもらえるならなんでもいいかな。
「じゃあ、お願いします」
「こちらこそ、お願いします」
「では、今から会社に来てもらって契約してもらって良いかな」
「あっ、私は友達から知らない人についていっちゃ駄目って言われているの……」
ゆかちゃんの言葉は絶対です。
「えーと、わかばちゃん。プロデューサーに説明してもらったとおもうけど、それでもまだ、知らない人かな」
神崎さんが私の目線に合わせて困った顔をする。
「わかばちゃん、あまり困らせるのは良くないと思うよ」
「だけど、良くわかんない場所に連れてかれるんだよ。怖いよ」
「ははは、そんなとこ連れていくわけ無いじゃないか」
「女子中学生に公衆の面前で土下座してパンツ見ようとしたのに」
「へぇ、」
近藤さんが変な声をあげる。
そうです。私だったらゆかちゃんに土下座したら絶対にパンツ見ようとします。
見たいです!
「いやいや、パンツ見て無いからね」
近藤さんがいう。
「良い大人がJCのパンツを見ようとするわけ無いじゃないか」
神崎さんがいう。
神崎さんならやってそう。はなちゃんだっておとしてるし。
「芸能界でも最近ちょくちょく問題になってますけど…」
「…」
「うん、じゃあ、また今度で良いかな」
「お願いします」
近藤さんが困った顔になった。
軽い打ち合わせをした後、近藤さんたちは帰っていった。
近藤 敦
「あの、わかばって子大物になりそうだな」
神崎が楽しそうに言う。
「確かに、わかばは一皮向ければ凄くなる。それにつられて残り二人も大物になるぞ」
ただ、わかばがアイドルに真剣に向き合えるかどうかが心配だが、そこは、プロデューサーの力量だ。
「お前がそういうならそうなんだろな」
「神崎手伝ってくれるか?」
「ああ、あいつらをトップアイドルにするぞ」
ピーチメンバー紹介(平石 わかばが所属するアイドルグループ、固有名詞の出しすぎたとう作者都合により今はまだ作中では出ていない)
さゆり リーダー イケメン格好いい系担当
わかば ゆるふわ小動物系担当
はな 普通の子担当
さゆり、はな「「ピーチ最新シングル発売中でーす」」
わかば「…ピーチさいしんシングルはつばいちゅうでーす」
はな「ところで、普通の子担当ってなんですか!?」
さゆり「はなって普通の子じゃん」
わかば「はな、ふつうだからみてると少しいやされる」
はな「いやいや、アイドルやってる時点で普通じゃ無いでしよ」
はな「なんで、二人してじっと見てくるの?」
さゆり「普通」
わかば「普通」
はな「私だって普通じゃなくなってやるんだ」
神崎「はな、普通が一番可愛いよ」
はな「きゃあ」
わかば「じあん発生、ひとひとまるっと」
神崎「わかば止めてくれ」
わかば「じゃあ、汚れ仕事宜しく」
神崎「何で、そいうのだけ、生き生きするのな」
神崎「はぁ、そういう訳で、感想ください。まってまーす」
わかば「心が篭っていない。やり直し」
さゆり、はな「珍しくわかばちゃんが生き生きしてる」




