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訳がわからないよ…

作者: IF ERIAL

作者の実話3%+親戚の実話3%+作り話4%で作られた物です。

いつからだったかは、覚えてない。

ただ、覚えているのはいつだってそうだった事だけ。

自分が何かをしたのかも知れないし、何もしていないのかも知れない。

けれど、これはあんまりじゃないだろうか?

何を言っても、信じてもらえない。

信じているフリをして、その会話自体をすぐに忘れる。

笑えば嫌われ、真顔でいれば睨まれ。

挙げ句の果てには、歩いているだけで喧嘩を仕掛けられる。

せめての想いで家に帰ったら罵詈雑言に暴力の嵐が自分にだけ向けて吹き荒れる。

どこに居ても冤罪で責められる。

勉強が好きだから、と真面目に授業を受けて、質問をすれば「そんな事もわからんのか…?フッ、そんぐらい自分でわかれ………クズが。好きな勉強がわからねぇんじゃあ、テメェの脳はゴミでも詰まってんだろうな」と。

得意と好きは別だ。

勉強は好きだが、得意じゃない。

だが、それがいけない事なのだろうか?

何がいけないのか分からない。

自分が、優秀な姉の搾りカス以下ほどに才能も何も無いからか?

……いや、空手では努力95%に才能5%でそこそこできたはずだ。

飛び級も2度した。

幼稚園の年長から初めて、小学4年の終わりで1級も取った。

月謝は、微塵も期待していない親に代わり、期待してくれた祖父母が払ってくれた。

空手だけは、順風満帆だった。

だったのに―――――――――


―――――――――崖から、落とされた。


結果、俺は大怪我を負って空手を止めた。

けど、昔から殴り殴られてたせいか、2週間足らずで退院出来た。

だけど、世間帯には俺が自殺を図った事にされているらしい。

それ故にそこからは苛烈を極めた。

中学を転校をした。

たった一人の自分を本気で心配してくれ、気にかけてくれていた親友を疑ってしまう自分が嫌で、逃げ出した。

転校先は優等生の集まる学校だったので安心していたが、それは違った。

優等生の集まる学校だったからこそ、酷かった。

放課後に図書館に行って、昔親友に勧められた有名作家の本を借りたあと、用を足したかったからトイレに立ち寄った。

そこで、男子便所の個室のドアが開いていて、気になったので声をかけようとした。

だが、そこでは可愛い女の子が、5人くらいの男子に無理やり犯されていた。

いや、正確には犯されそうになっていた。

それが気に入らないくて、その男子をボコした。

顔中に痣ができ、ところどころ腫れた男子達は泣きながらどこかへ走り去ったし、女子からは礼も言われずに逃げられた。

それが原因で学校でいじめられ、殴られたりもした。

やられたらやり返す。

そうすれば不良と言うレッテルを貼られる事もまるで関係のないと言わんばかりに。




色々有ったが、3年になった。

あの時の女子から礼を言われる事も無く、逆に軽蔑され、侮蔑された。

男子からは嫌われ、ハブられた。

教師からも嫌われ、むしろ邪険に扱われた。

転校生からは、汚物を見るかのように見られた。

卒業が待ち遠しいが、同時に全ての価値観が変わっていくのを実感していた。

全ての事に関して価値を見いだせない。

全ての物や者に対して何の価値も感じられない。

この世界の存在意義さえ、無いとしか感じられない。

何がこうさせているのだろうか?

一番近くに居なくてはならない親だろうか?

それともそれも含めた大人たちか?

子供達なのか?

やはり――――――――――――自分だろうか?

そもそも、何故自分がこんな事にならなくてはいけなかったのだろうか?



――――――――――――訳がわからないよ…

実話織り交ぜながら書いてたから虚しい気分…

久しぶりの執筆活動でこれって……

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