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螺旋脳  作者: miru-kuru
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歴史時間軸

歴史というものは、常に繋がっている。

私はそう考えている。

大きな歴史の渦の中に、私も生きていて、僅かな時間足跡を残している。


昔から、「歴史」が好きだ。

何故だかわからないし、特に詳しいわけでもない。

ただ、だだっ広い生命そのものが私の「歴史」の概念のような気がする。

私が私の為に過ごす時間とか、そういうのではなくて、

どうも、どうにもならない(自分では動かすことのできない)歯車の中に入っていて、

そう生かされているのではないかと感じるのだ。


過去の私も、未来の私も、長ったらしい紙の上に書かれた時間軸の道をトコトコとあてもなく彷徨うのだ。

でも、それもなんだか素敵だと感じていたり。

突然消えたとしても、それは自分に割り当てられた役割が終わりを告げただけであって、世界そのものには影響しない。

そう、世界は昨日私が存在した時と同じようにただただ回っているのだ。

誰かの時間軸の為に。

誰かの彷徨う姿を見つめて。



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