いつも通りの朝
高校生の主人公が過ごす、いつも通りの朝。
少年はベッドから起き上がります。
爽やかな朝を迎えるために。(*´∀`)
スマホのアラームで、目が覚める。
俺はぐーっと伸びをしてベットに腰掛けた。
朝には結構弱いから、ベットから足を出すのにも時間がかかる。
しばらくボーっとしてから、両親に声をかけられる前にのそのそと部屋を出る。
「おはよ〜ご飯あるからさっさと食べちゃってね〜」
リビングへ行くと、お父さんの飲むコーヒーの香りが鼻腔をくすぐった。
「は~い」
返事をして、洗面台へと向かう。
「うぅわ…寝癖やべぇな」
何度見ても驚く程ひどい寝癖はさて置いて、バシャバシャと顔を洗ってタオルにうずめる。
フワフワのタオルからは甘い柔軟剤の匂いがした。
テーブルには朝ごはんがある。
トーストにサラダ、お父さんはコーヒーだけど苦いのが苦手な俺はコーヒー牛乳。
「まだまだお子様だなぁ〜」
お父さんは、いつもニヤニヤして俺に言う。
「いいんです〜そのうち飲めるようになります〜」
その返事を聞いて、お母さんが吹き出して全員で大笑いする。
幸せな空間。
本当にいつもと変わらない平和な朝。
軽い雑談をしながら朝食を終えて俺は学ランに身を包む。
お父さんもスーツを着て、会社に行く準備を整える。
玄関を出るのは、いつも同じタイミング。
小学校低学年の時から、俺とお父さんは一緒に歩いていく。
「行ってきま〜す」
お父さんと2人で挨拶をして、玄関を出る…
また、スマホのアラームで目が覚めた。寝起きの頭はボーっとしていて、朝ごはんの匂いにお腹が鳴る。
しかし、ベットからは起き上がらすに部屋の天井を見つめる。
何回目だろうか。この朝は。
ある日から俺の朝は繰り返すようになった。
玄関を出る時に、朝起きた時間に戻される。
初めは夢かと思ったけれど何度も何度も繰り返すうちに夢ではないと確信した。
起きるタイミングを遅らせたり、朝ご飯をわざと食べなかったりと、違う行動をとっても必ず戻される。
もう…どうしたらいいか分からない。
お父さんもお母さんも、繰り返している自覚は無いようだった。
俺だけが知っている、この時間が延々と続いている事を。
だから俺は今日もベットから起き上がる。
今日こそは、いつも通りの朝が終わるようにと願って。
リビングへ行くと、テーブルにはいつもと同じメニューが並んでいた。
「おはよ〜朝ごはんあるからさっさと食べちゃってね〜」
何度も聞いたお母さんのセリフ。
俺は笑顔で答えた。
「は~い」
最後まで読んでくださりありがとうございます!
自分の朝も一生 ループしていたら嫌だな…(;´∀`)と思いながら執筆しました!
他の作品も読んでくださると嬉しいです!




