入社0日目
誰かの声がする、、もうちょっと寝かしてくれ、、
、、、、うるさい!!!!
パッと目が覚めたここは、、どこだ??
俺は普通のブラック企業に務めている29歳、独身、一人暮らしこの三拍子揃っているほんとにどこにでもいる男だった。朝5時半に起き10分で身支度をし、満員電車に揺られながら胃がキリキリと痛むのを我慢しながら会社へと向かう。終電に運良く間に合った日には家に帰って泥のように眠り、間に合わなかった日には、始発で1度家に帰りシャワーを浴びてまた会社へ行く。こんなブラック企業のテンプレみたいな生活を送っていた。
もう疲れた、そう思った時にはもう俺は宙に浮いていた。いままでみた景色の中で1番最悪で最高な気分だった、このまま異世界にでも転生してスローライフをおくりたいな、、。
俺は29年間の人生に幕を閉じた。
っっ!??
パッと目が覚める。
「ここは、、どこだ??」
思わず口に出してしまう。俺は死んだんじゃなかったのか?無傷だし、なんかいい素材の服きてるし、周りなんか白くね?!
俺はいったいどこにいるんだ?まさかほんとに異世界転生?だとしたら激アツ展開ではないかと俺は若干浮き足立っていた、その時だった。
「おはようございます、本日初出勤のNO.2575さんですね。お待ちしておりました。」
初出勤、、?俺は自分のことだと理解するまでにしばらく時間がかかった。
「あの、、2575さん?聞こえてますか?聴覚に異常ありとは書いてなかったんですが、、申告漏れですかね、、?」
とブツブツなにかを言い出したので
「あ!聞こえてます!俺のこと、、ですか、?」
とその声が聞こえた方に視線を向ける。そいつは真っ白なスーツに黒縁の眼鏡、少しパーマがかかったようなくりんとした髪で、ほぼ子供のような見た目をしていた。
「2575さん、聞こえているならすぐに返事をして下さい。」
こいつ、、、可愛げのないガキだ。内心イラッとしている俺をよそにそいつは話を続ける。
「本日初出勤のあんないをさせて頂きます、人事部のソアンと申します。2575さんは暫くの間、僕が教育をすることになっておりますので短い間ではありますがよろしくお願いします。」
まてまてまてまて、初出勤?教育??まるで会社じゃないか、俺は異世界転生してきたんじゃないのか?働いて働いてもう何もかも嫌になって人生捨てた先がまた仕事だと?信じたくない、本当に嫌すぎる。俺は恐る恐るソアンというそのガキに質問をする。
「あのー、初出勤っておれここで働くんですか?」
「はい、そうです。」
おっと?おれは質問を続ける。
「働くって何をするんですか?」
「それは後ほど説明会がありますのでその時に。」
「はあ、、。えと、と言いますか、ここは一体どこなんでしょうか、、?」
「天国です。」
てん、、ごく、、?聞いたことは誰にでもある筈なのに全くしっくりこない。何も無い白い空間、黒縁眼鏡白スーツのガキ、そして、、今手渡された仕事マニュアル、、、。俺ここまで来て仕事すんの?
「これって内定取り消しみたいなのって出来ないんですか、?」
おもわず俺はすがるようにソアンに聞いていた。帰ってきた答えは、
「無理ですね。拒否したらあなた、地獄行きですよ?」
あ、はい。入りマース。入社しマース。そんなにこんなで俺は天国に来てまで働く羽目になった。
毎回頭の中で物語作って消して、違う物語作って消しての繰り返しだったけどついに文字に起こしてみました。なんと拙い文。。数打ちゃ当たる精神で沢山書いて行こうと思いまーす!まだまだ続くよ!見ていってくだされ!




