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こまかい詩集2

詩 もはや他人とは見られない

作者: 仲仁へび



 前世があるから君を今までのようには見れない

 この関係は 一度リセットされてしまった

 ただの幼馴染で なんとも思っていなかった

 君はただ近くに住んでいるだけの人間

 そういう認識だった


 近くて遠い ただの他人


 けれどある日 突然に

 思い出したのは前世の記憶


 本当か定かではない幻

 それが心を支配する


 燃え上がる城 に 血だまりと

 鉄の重さが 体を呪う


 剣は光り 意志が消え

 憎む思いと 愛しい気持ち


 願いと 呪いは 紙一重

 希望と 絶望も 表裏一体


「愛おしいという気持ちがこみ上げて

 恋人同士であったねと笑いかけてしまう


 君は僕を避けるけれど

 それを納得できない僕がいて


 この関係は結ばれない

 ハッピーエンドになりはしない」



「ストーリー」

 王女だった君を慕っていた。

 騎士だった俺は、君を失って壊れたんだ。

 次の世界では彼女と結ばれたいと願っていたから。

 だからだろうか。

 こんな歪んだ形で記憶を思い出すだなんて。



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