やりたい事と快感
17話まで読んで有難うございます。
楽しんでください。
「楽しいことって、それって……」
圭輔はドキドキしながら、晴美を見た。
「それは……」
「ゴクリ……」
「ツイスターよ!」
「へっ?ツイスター?」
「ツイスターで遊びましょ」
圭輔は拍子抜けし、そうこうしているうちに学校に着いた。
「じゃあ、私はこれで」
「あぁ」
晴美はテニスコートへ向かった。
「んだよ。ツイスターかよ」
圭輔はぶつくさ言いながら、部活をしに向かった。
そして、部活をして、部活終了後。自主練習の時間。
片腕でボールのバランスの練習をしていた。
(中心を捉えるように)
「肩が上がっているわ」
「ひゃっ」
圭輔は明美に肩を触られ、ビクッとした。
「どうしたの?小谷君」
「ゴメン。あんまり僕に触らないで」
「えっ……私のこと嫌いになった?」
「違う、違う。女子に触られるのは慣れてないんだ」
「そ、そう」
明美は圭輔に触らず教えた。
「違うわ。もっとこうしないと駄目よ」
「はい」
「駄目。まだ違うわ。もっと肩の力を抜いて」
「はい」
(ちょっと惜しいことしたかな……)
(なんか足りないわ)
二人は少し不満足だった。
自主練習終わり。
(ふう、何とか終わった)
圭輔は着替えて帰ろうとしたら、
「一緒に帰らない?」
明美から誘われた。
「?いいよ」
二人は自転車に乗って校門を出た。
「いやぁ、疲れたーっ」
「そうね」
「くたくただよ」
「……」
「普段使ってない筋肉使うから凝るな」
「あのさ……」
「何?」
「私の家に着てくれない?」
「えっ?家に?」
「うん」
「駄目だよ。昼ご飯作って紗綾が待ってるから」
「けど体疲れてるんでしょ?」
「うん。まぁ」
「マッサージしてあげるわ」
「えっ、マッサージ?」
圭輔は驚いた。
「えっ、でも……」
「やらせて。お願い」
「ちょっと待って、一応紗綾に連絡しとくから」
「分かったわ」
こうして圭輔は紗綾に連絡をし、明美の家に行った。
「大きい家だなぁ。」
そこは200坪はあろう家だった。
「私の父は代議士なの。」
「へえ。そうなんだ。」
そして二人は明美の部屋に行った。
そこは女子らしい部屋だった。
「恥ずかしいわ。赤の他人の男子を自分の部屋に連れて来るなんて始めてよ。」
「そ、そうなんだ。」
「じゃあ座って。」
「分かった。」
「まずは肩から揉むわ。」
「はい。」
明美は圭輔の肩から揉み始めたが、
「そんなに凝ってないわね。」
「まぁ、肩はね。」
「どこが疲れてる?」
「太ももからふくらはぎにかけての筋肉かな。」
「要は脚ね。」
「そうだな。」
「じゃあ、うつ伏せになって。」
圭輔はうつ伏せになり、明美はふくらはぎを揉み始めた。
「あぁ、効くな。」
「どう気持ちいい?」
「うん、大丈夫。」
ふくらはぎを女の手で揉まれていると、少しぞくぞくする。
「んしょ、んしょ。」
「ん、ん。」
「じゃあ、次は太ももね。」
「はい。」
そして彼女は彼の太ももを揉む。
(凄い固い。)
彼女は少し興奮してきた。
圭輔は圭輔で、女子に太ももを触られているから、ドキドキしていた。
「ん。ん。」
「おっ。おっ。」
「気持ちいい?」
「うん。いいよ。」
「本当?良かった。」
「もう少し優しくしてもいいかな?」
「優しくね。分かったわ。」
しかし、優しく揉まれると圭輔はぞくぞくした。
「おおう。」
「?大丈夫?」
「あぁ、大丈夫。序でに腰も揉んで貰おうかな。」
「全くもう、良いよ。」
そうして明美は圭輔の腰を揉んだ。
「あー、効くーっ。」
「本当?嬉しい。」
「疲れが抜けそうだ。」
そして圭輔のマッサージは終わった。
「有難う。気持ち良かった。」
「……あのさ。」
「何?」
「私の太もも揉んでくれないかしら。」
「えっ?僕はあんまり上手くないと思うけど。」
「大丈夫。優しく揉んで。」
「制服の格好でするの?」
「えぇ。そのままで良いわ。」
そう言って明美はうつ伏せになった。
圭輔は彼女の太ももを揉み始めた。
(パンツ見えちゃってるな。白か。)
「あっ。」
「ちょっと、変な声出さないでよ。」
「ゴメンなさい。つい、気持ち良くって。」
「もう。」
「あっ、あっ。」
彼女は少しビクッとなった。
そして、圭輔は揉むのに集中した。
「ん、んっ。」
「……。」
「あっ、あっ。」
「……。」
「あっ、ああっ。」
「……。」
「んっ。あっ。ああっ。」
ビクビクッ。
そして明美のマッサージも終わった。
「有難う。気持ち良かったわ。」
「そう。じゃあ僕は帰るわ。」
「そう。もう少しいても良いのに。」
「早く帰らないと紗綾が待ってるから。」
「……そう。」
「じゃ、また。」
「うん。」
圭輔はさっさと帰った。
(早くAV見なければ、やばい。)
最後まで読んで有難うございます
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