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三人の美女と許嫁の家族

是非楽しんでください。

少し設定を変えました。宜しくお願いします。

 小谷圭輔、高校二年生。成績中の上、顔普通、運動は少し苦手、性格は優しい。そしてそんな彼には秘密があり、中学三年生の許嫁がいる。

 名前は飯塚紗綾。子供の頃から仲が良く、紗綾とはよく一緒に遊んでいたので、女子の扱いに自然と慣れていた。

 だから、彼は……。


「おはよう。小谷君」

「あぁ、おはよう」

「おはよう。小谷君」

「おはよう」


 兎に角校内の女子達にもてる。

 そして、中条美咲、市原晴美、京本明美の校内トップレベルの三人美女に特に惚れられている。

 中条美咲は圭輔の同じクラスの生徒。身長は160cm程で、顔は肩まで伸びた黒髪が艶やかであり、目はぱっちりしており、鼻はそこそこ高く、胸は控えめで、お尻はキュッとして、お淑やかで、優しく、他人をほっとけない彼女はお姉さんタイプ。

 そして、市原晴美は中学の時に同じクラスだった生徒。身長は155cm程で、髪は黒髪のショートボブ、目は二重で、鼻は高く、胸は大きく、お尻が安産型の明るく元気でよく人に絡んでくる彼女は運動部タイプ。

 そして、京本明美はこの高校の副会長で同じ部活の部員。身長は170cm程で、髪は背中辺りまである黒髪で、胸はそれなりに大きく、お尻はムチッとしており、整理をきちんとし、妥協せず、冷静沈着な彼女はしっかりタイプ。

 朝、圭輔が自転車で通学していると、晴美と途中で会う。


「圭ちゃんとは最近よく会うね」

「あぁ、ここの近くに引っ越ししたからな」

「そうなんだ。どうして?」

「まっ、家の事情で」

「ふーん」

「晴美ちゃんは部活どうなんだ?」

「部活?最近調子悪い」

「そうなんだ」

「なかなか上手いこといかなくて」

「けど一応レギュラーなんだろ?」

「まぁ、そうなんだけどさ。試合までには調子戻さないと」

「そっか」

「圭ちゃんは彼女を作らないの?」

「僕? 僕は作らないけど?」


 晴美は頬を膨らました。

(膨れても無理だって)

 そして、自分のクラスに行くと、美咲が話しかけて来る。


「宿題はやったの?」

「いけない。また、忘れちゃった」

「私が教えてあげるから、出して」

「有難う。中条さん」

「美咲で良いのに」

「いや、それはまだ恥ずかしいかな」

「……宿題出して」

「はいはい」

「まず接線の方程式を求めよ。だから、この二次関数を微分する……」

「成る程」

「小谷君。あのね」

「何?」

「彼女は作らないの?」

「僕? 僕は作らないよ?」


 美咲はぷくーっと膨れた。

(膨れても無理だから……)

 放課後、部活の休憩時間。


「小谷君」

「やぁ、明美さん」

「体の動きがまだ固いかな」

「そうかな……」

「もう少しこうした方がいい」

「明美さんは凄いね。生徒会の副会長もして部活も一生懸命やって」

「いや、私なんてまだまだだよ」


 明美は赤面した。


「ところで小谷君。彼女は作らないの?」

「僕? 僕は作らない」


 明美はぷいっとむくれたから、圭輔はとほほ、となった。

(だから無理だって)

 部活終わり。圭輔は家に帰った。


「ただいま」

「お帰りなさい。圭輔さん」


 家には圭輔より少し早く帰って、圭輔の帰りを待つ女子がいる。

 そして、彼は思う。

(紗綾の顔を見ると、落ち着くな)

 今、圭輔は紗綾の実家に住んでいる。

 そして、許嫁が確定してから、彼女の家に引っ越した。


「もう少し待っててね」


 紗綾はある程度そつなく家事をこなす。

 けどまだ修行中の身だ。

 そして今日は豚の角煮らしい。

(今日も美味しそうだ)

 角煮は柔らかく、脂辺りがプルプルしている。

 紗綾は身長は150cm程で、目は少しつり目の二重で、鼻はシュッとして、胸はCカップ辺り、お尻はプリッとしており、美人で可愛らしく、素直で優しい性格だ。

 そして彼女には姉妹が居り、姉は高二で圭輔と同じ学校の沙也加、妹は中一で咲。

 この姉妹も容姿端麗で紗綾の顔立ちとそこそこ似ている。沙也加の方がもう少し鼻が高く、咲は唇の左側にほくろがある。

 そして、圭輔とは義理の姉妹となる。


「お義兄ちゃん」


 と、咲は圭輔に言い、


「圭君」


 と、沙也加はそう呼ぶ。

 そして、沙也加は紗綾に気を遣って圭輔とは時間をずらして学校に登校する。

 圭輔には妹がいるが、義姉妹はまた違う。


「お義兄ちゃんって、学校ではどんな感じなの?」

「うーん、静かに過ごしているかな」

「へぇ、そうなんだ。家とあんまり変わらないんだね」

「そうだね。これでも義兄ちゃんは部活を頑張っているんだしぞ」

「ウチもだよ」

「テニス部だっけ?」

「そうだよ。パカンって打つの」

「圭君は学校ではモテモテよ。ねっ、圭君」

「そうなのかな。確かに、女子とは話すけど」

「あらあら、おもてになるんですね。圭輔さん」


 そして、紗綾は少し妬いた。


「いやいや、そんなことないと思うけど」

「あらあら、謙遜しちゃって。謙遜しなくていいのに」

「ちょっと、姉さん。圭輔さんに色目使わないでよ」


 沙也加は紗綾にべっと舌を出して、自分の部屋に行った。

 そして咲は咲で、


「じゃあね。お義兄ちゃん」


 と言いながら、ボディタッチをした。

(賑やかだなぁ)

 圭輔はしみじみ思った。

 さて、圭輔は紗綾の部屋で暮らしている。


「うーん。食べた。食べた」

「食べて直ぐに横になったら、牛になるよ」

「大丈夫だよ。若いんだから」

「もう」


 二人は宿題をしていると、美咲からLineが来た。

『勉強できる彼女いる方が、勉強はかどるわ』

『確かに』

『それでね、今度の土曜日一緒に勉強しないかしら』

『うーん、大丈夫かな』

 そして、宿題を終わりゆったりしていると、明美からLineが来た。

『部活は楽しい?』

『楽しいよ』

『同じ部活の彼女を作った方がより楽しいと思わない?』

『うーん、部活に頑張っているから、あんまり考えたことない』

寝る前に晴美からLineが来た。

『何してる?』

『もう寝るところ』

『そっか、お休み~』

『お休み』


「Lineよく来るね」

「あぁ、いつもの三人だよ」

「いつもの女子の?」

「えっ、あぁ、まあね」

「ふーん」


 続けて紗綾はこう言った。


「浮気したら折檻よ。分かってるわね?」

「分かっているさ」


 彼はこう答えたが、後日、彼女達三人との予定が入ることになろうとは。

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