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世界観・用語紹介1

 話が一段落したので、ここである程度の設定について書かせてもらいます。ここに書いてあるのはあくまで一部なので、次のストーリーを描き終えたら、さらに情報を出させていただきます。

魔術

●魔力を用いて現象を引き起こすこと。発動には明確なイメージとエネルギーとなる魔力、キーとなる言語の3つが必要。人間が使う魔術は基本魔術と古代魔術の2つに分かれており、またエルフが独自に使うものもある。


基本魔術

●現在、世界的に広まっている魔術。基本魔術という名こそついているが、実際は『6人の救世主』の1人であった先代のエルフの王によって開発された、誰でも手軽に使える魔術。あらかじめ魔術に名前を付けることでイメージを固定化し、言語を詠唱することで発動する。熟練の者となれば無詠唱で発動も可能。詠唱は本人のイメージを実現するためのものであり、基本的な内容が合っていれば改変もできる。


エルフの魔術

●基本的には基本魔術と同様だが、エルフの魔術言語を用いて詠唱する。基本魔術よりも魔力消費量は少ない。


古代魔術

●ヴェルディウス王国で開発された、人間による戦闘のための魔術。効率的に魔術を使うために開発された古代魔術言語を魔力で描き、組み合わせることで刻印を形成し、発動する。基本魔術やエルフの魔術とは違い、言語を文字として形にすることで、その2つを超える出力を持ち、同時に無数の刻印の組み合わせによる汎用性を持つ。そのため同じ刻印でも、イメージ次第では全く違う魔術になり得る可能性がある。しかし、刻印を魔力で描く必要性があるため、元からある程度魔力を操作する技術を持つ者にしか使えず、目に見えない魔力で歪みが無いように描かなければならないため、会得までの難易度はかなり高い。なお、古代魔術言語には読みは無く、意味しか存在しない。


暗黒期

●1100~800年前の時代魔物が大量発生し、災害や飢饉も起こるなど様々な苦難が溢れた時代。しかし、『6人の救世主』の力によって混乱が静まり、現代まで続く平穏が訪れた。


6人の救世主

●暗黒期に現れた6人の偉人。それぞれ活動した時代は異なるものの、彼らの活躍によって暗黒期は収束したと言われている。ちなみにメンバーは、多くの魔物を屠り、多くの街や集落を守った剣士。変幻自在の魔術を操り、数々の怪物を打倒した賢者。蔓延した様々な病の治療法を開発し、貧しい者達に寄り添った薬師。混乱から暴動を起こした獣人達を鎮め、指揮した王。秘匿とされていた魔術を世界に広め基本魔術を開発したエルフ。国々を結び付け統率し戦争を終結させた法王、である。この6人はバルディア聖国で祀られている。




地理


東大陸

●世界で最も大きな大陸。北東にはクレイドル王国が、南にはアルター共和国が存在する。西側は広い荒野が広がっており、現在は点々と集落が存在するのみである。


クレイドル王国

●世界有数の魔術国家で、魔術師を目指す者や魔術を研究する者が数多く集まる。首都はクレイディア。


アルター共和国

●自然豊かな国で、農業、林業、漁業が盛ん。この国でしか取れない作物などもあり、それらを世界各国に輸出している。


中央大陸

●かつては世界の中心と言われた大陸。6人の救世主を祭るバルディア聖国や、数多くのエルフが暮らす精霊国家も存在する。


西大陸

●中央大陸の西側に存在する。北には機械工業が盛んなグレイス連邦が、南には獣人達が暮らすファルグ帝国が存在する。

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