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しるし2(詩集)

飽きる

作者: さゆみ

心のてっぺんのチラッと見えてるところ

その辺を撫でまわしてしばらく遊んでいたよ

触り心地は割りといつも乾いてて硬かった



でもいい加減飽きもしてきたね

もう一年も経っていたんだから

世界はめまぐるしく変化してるのに

つまらない遊びに浸かりすぎてた



時々真ん中辺りまで触れたりする

すぐ弾き飛ばされた

来るなって痛みが激しいからね

どのみち もう飽きたんだ



初めましてって好きだな

先が見えないから夢が生まれる

ペラペラのシャカシャカ

恋するみたいだ

だんだん冷めてくる

サヨナラってしたくなる

あー 飽きるんだよ



幸せに飽きたから

不幸せになるストーリー求めて

ダイブだってしたよ

破滅道をまっしぐら

阿鼻叫喚がまとわりつくから

妙に快感覚える

もう人間ひとじゃなくていい

皮だけは被ってる

早かったな 落下点

もう息はほとんどしてなかった

止まってしまえば世間に貢献出来たのに

動き出した馬鹿なストーリー



心の底辺の全然見えないところ

届くはずはないさ 底なしなんだから

逆流してるんだよ 血が上ってる

温まりたくなんかない

早く地獄に落ちたい

もう飽きたんだ

ここにいるの











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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 ここで比喩されている“心”とはどんな心なんでしょうか。 「幸せ」という言葉が出てきますが、“自分自身”なんでしょうね。 日常に顔を出している心のてっぺんは、ひどく硬く乾いて…
2014/01/30 19:58 退会済み
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