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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

友達の制服のスカートを履いたまま出してしまい…

作者: 青柳

少し長いので、時間のある時にご覧ください。

 授業が終わり、掃除の時間になった。今週は掃除の担当ではなかった僕は、いつものように廊下に出て木下さんを待った。木下さんは僕と同じソフトテニス部で、部活に入った頃はほとんど話していなかったのに、何がきっかけだったかは分からないが最近は本当によく話すようになっていた。周りからは「付き合ってるの~?」とよく聞かれるくらい、仲が良かった。

 しばらくすると木下さんが来た。「今日掃除ないの?」と聞くと、「ないよ」と答えた。嘘だ。今日は教室の雑巾が当番のはずだ。「今日掃除あるでしょ?」と聞くと、「だってめんどくさいんだもん」と言い、またいつものように廊下で立ち話をした。

 話の内容は大したものではない。木下さんの愚痴を聞くのが基本で、僕が話す側になることはほとんどない。下ネタも話すことはなく(木下さんが結構そういうことを知っているのは分かっていたが)、僕はそういうことには興味がないふりをしていた。


 しばらく話していると時間も過ぎ、部活動の時間になった。僕と木下さんは更衣室に向かい、制服から運動着に着替えた。更衣室から出ても木下さんはまだ出てきていなかったので、女子更衣室の前で着替え終わるのを待っていた。普通に考えたら、ドアが開くタイミングを狙っているヤバいやつになるが…

「今日死ぬほど寒いね」と言いながら木下さんは出てきた。今日は1月24日。冬真っただ中で気温は一桁か氷点下だ。ジャージが長袖とは言え、さすがに寒すぎる。「くっついてたら寒くないかな」と聞かれたが、「さすがにそれはあかんやろ」と断った。本当はそういうこともしたいが、学校なので誰が見ているか分からない。これで誰かに見られたら、付き合ってる疑惑が濃厚になってしまう。

 昇降口に向かい、下駄箱の前に荷物を置いて、ラケットをもってテニスコートに向かう。部活中は真面目にやらないと顧問の先生に怒られてしまうのであまりしゃべれない。部活自体は5限で終わった部員が既に始めているので、個人でウォーミングアップをする。その中に二人でラリーを10回繋げるのもあるのだが、ペアはやはり木下さんだ。部活中、数少ない関わる機会の一つでもあり、楽しみでもある。が、10回なのであっという間に終わってしまい、みんながしている練習に混ざった。


 しばらくして、僕はトイレに行きたくなってしまった。時間的にはあと1時間程度で部活が終わる時間だが、それまで我慢できるか分からない。念のために行っておくことにした。顧問の先生に断って校舎に向かった。下駄箱で上履きに履き替えているときに、木下さんの制服が入ったバッグが目に留まった。そこで僕は良からぬことを想像してしまった。『今トイレに持って行って着たとしてもバレないんじゃ…』

 まだ言っていなかったが、僕はかなりの制服フェチで、見るだけでも興奮してしまうほどだ。それなのに『着る』となったらどれだけの興奮になるのか、想像できない。それもあの木下さんがさっきまで着ていたもの。こうなってしまった自分を止めることは僕には出来なかった。

 男子トイレの個室では狭すぎて着替えにくいので、多目的トイレに入った。ここなら広いし、鏡や水道もついているし、何より基本誰も来ない。鍵をかけたことを確認し、バッグから制服を取り出した。木下さんの匂いがして、興奮で僕のあそこはもうたってしまった。

 まず、上に着ていたジャージを脱ぎ、ブラウスを着る。ボタンが逆で、付けるのに少し手間取ってしまった。次にズボンとパンツも脱ぎ、生でスカートも穿く。ベストとブレザーを着て、靴下を脱ぎ、黒タイツに穿き替えた。最後にリボンを付けて着替えは終わった。鏡で女子の制服を着ている自分の姿を見て、「あぁ、良くないことしてるな…」と思ったが、「二度とないであろうこのチャンスを無駄にしたくない」という思いの方が強かった。

 まずは水道の水を出し、制服にかけてみる。理想は雨に濡れるくらいだが、そこまでしてしまったらバレてしまう。手に水を取り、それをスカートにかけていたが、それでは物足りなくなってしまい、しまいにはブレザーやベストにもかけていた。濡れて変色していく制服を見ているとすごく興奮した。当然、かけた水が全て制服に吸収されるわけもなく、床に散らばる。その水を拭くように床に転がった。自分の制服だったら絶対にしないが、今日は違うので関係ない。制服は湿る程度にしか濡れなかったが、それでも満足だった。

 そんなことをしているとトイレに行きたくて抜け出してきたことを思い出した。結構我慢が限界に近かったが、たった状態ではとてもしづらい。しかし、するしかなかった。トイレは洋式だが、座って用を足すと、ホースが上を向いてしまい、ちゃんと収まらない。なので立ってするしかなかった。便器のフタを開け、スカートをたくし上げて、タイツを少し下げ、用を足し始めた。ふとスカートにかけてみたくなってしまった。たくし上げていたスカートを下ろすと、出ていた液体はスカートの壁に当たり、そのままスカートを伝ってトイレの中に落ちた。スカートは液体の出ている部分からだんだん変色し、出し終わる頃にはびちゃびちゃになっていた。「さすがにまずいかな…」と思いながらも、興奮は絶頂に達していた。

 そのまま自分のあそこをスカートの上から握り、手を前後に動かした。スカートそのものの重さと、自分の液体の重さを、動かしながら感じていた。普段やっている感覚とは全く違うモノだった。スカートと擦れる感覚が、本当に気持ちよかった。10回ほど動かしただけで僕は絶頂に達してしまい、スカートの中で射精してしまった。今までで一番気持ちよかった。ドピュッ、ドピュッ と出るたびに腰と足の力が抜け、出終わる頃には床に倒れ込んでいた。表面には白いものが浮き出ているのが分かった。

 やってしまった。大切な友達の制服で自慰行為をしてしまった。スカートはもうどうしようもなかった。スカートを脱ぎ、自分が出した部分を見た。自分の精液がたっぷり付き、それを取るのは無理だと思った。そこでなぜこんな思考になったのか分からないが、もう一度、このスカートに射精してみたくなってしまった。今度は表側に。さっき出した部分とは別の、ちょうどポケットの下あたりの布で自分のあれを包み、手を動かす。数分前にイったばかりだというのに、すぐにイってしまった。今度はあまり出なかったが、それでも白い液体がスカートを汚していた。

 時間がどれだけ経ったか分からない。この部屋には時計はついていないし、僕も持ってきていなかった。制服を急いで脱ごうとするが、タイツはきつく、ボタンが逆なワイシャツを脱ぐのには時間がかかった。もともとバッグに入っていたように制服をしまい、自分のジャージに着替えた。


 トイレを出て、目の前にある教室の時計を見た。時刻は5時55分。部活が終わる20分前だった。あれから40分も堪能していたとは… もうそろそろ片付けに入る時間だ。早くバッグをもとの位置に戻さないと木下さんが自分のバッグが無いことに気付いてしまうかもしれない。誰もいないことを願いつつ、急ぎ足で昇降口に向かう。角を曲がれば昇降口、というところで女子の声がした。鼓動が速くなるのを感じた。しかしそれは吹奏楽部が終わり、帰るところだった。良かったわけではない。これで時間が遅くなってしまい、木下さんに気付かれてしまったら、待っているのは死だ。どうにか急ぎたかったが、吹奏楽部がいなくなるのを待つしかなかった。

 ようやく吹奏楽部が帰った。急いで、でも慎重に下駄箱に向かい、元あった位置にバッグを戻した。校庭を見るとテニスコートでは既に片付けが始まっていた。そこには木下さんの姿もあった。とりあえずはバレていないようだ。良かったような、でもそこには自分の精液が付いたスカートがある。それを木下さんが持ち帰り、家で見たら何を思うだろうか。明日もそのスカートを穿いてくるのだろうか。


 部活に戻り、片付けをした。誰も僕がいなくなっていることに気付いていないようだった。そんなに幽霊部員だったっけ、俺。

 最後のミーティングも終わり、帰る準備をした。帰りは制服に着替えなくてもいいので、このまま帰る。下駄箱に向かい、荷物を持ち、校門に向かって歩く。後ろから「青柳君待って~」と木下さんの声がした。いつも一緒に帰っている。もちろん今日も。特別な会話はなく、いつものように帰る。ただ、その中で「ごめん」と思いながら。


 家に帰りお風呂に入った。今ごろ木下さんはスカートについた精液を見て、何を思っているのだろうか。明日になるのが怖い。明日学校に行って、木下さんに疑われたら、嫌われてもう話してくれなくなったら、学校中に噂が広まり全員から嫌われたら。そんな不安の中、僕はスカートに射精したことを思い出しながら、また射精するのだった。



 次の日、学校に行かないとさすがに疑われると思い、学校に向かった。途中で木下さんに会ってしまった。見ると、スカートには2ヶ所、白く跡が残っていた。昨日自分がつけた跡だ。内側にはもっとついているはずだ。「おはよ~」なんて明るく言っているけど、本当は怒っているんじゃないだろうか。「なんかさ、昨日家帰ったら精子か分かんないけど、白いのがスカートに付いてたんだよね」もうバレた。当たり前か… 「ほら」と見せられた。「だれがやったか分からないけど、私のこと好きなのかなって、ちょっと嬉しかった」何言ってんだこいつ。普通に考えて怖いだろこんなの付いてたら。さすがに謝ろうと思い、「ごめん。それ…」と言いかけた時、「知ってるよ」と言われた。「え?」と足が止まった。「だって昨日、途中で抜けたでしょ?で、30分経っても帰ってこなかったからどうしたのかなって思って。で、家帰って制服掛けようとしたら、なんか付いてるし、湿ってるからからびっくりしたの。でもね、きっと青柳君があの時やったんじゃないかなって。じゃなかったらあんなに帰ってくるの遅くならないし。だから、分かってたから誰にも言うつもりはないし、このまま着てきた。その方が嬉しいかなって…」ぽかんと立っていると、「早く行かないと」と手を引かれた。

 歩きながら話を聞いていた。「でさ、精子見て、ちょっと舐めてみたの。そしたらしょっぱいっていうか、よく分かんないけど、よく分かんなかった。てかさ、まじでやばいんだけど。超興奮する。青柳君これ全部着たの?」といきなり聞かれ、頷くと「え、まって、青柳君が着たのを私が着てるわけでしょ?え、最高なんだけど。」と言い、僕に抱き付いてきた。腕を離し「今私おかしいね」と言いながらまた歩き出す。抱き締められたのも、抱き締めたのも、これが初めてだった。何もかも理解が追い付かないままだった。「謝るつもりだったんだけど…」というと、「最初は『だれの⁉』って思ったけど、青柳君のならいいかなって思って。だってこういう仲だし。」よく分からないが、多分許されているのだろう。多分。


 学校に着き、教室が違うので別れた。改めて考えてみるとすごく興奮する。そんなことを言われたらまた木下さんの制服を着て射精したい。でもあれは隠れてやるから良かったのであって、知られている状況でやっても気持ちよくないのかもしれない。



 そう回想している今の僕はもう18になる。4年前のあの時、なぜ気づかなかったのかは分からないが、僕は木下さんのことが好きで、木下さんの方も僕のことを好きだったのだろう。

 そんな不思議な僕の中学校での出来事でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ま、ほぼほぼ嘘なんですけどね。

絶対に現実世界では真似しないでください。女子全員に嫌われますよ。やるとしても相手の許可を取ってからにしましょう。

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