それぞれのエリア
ドガン! ズドドドドドドドドドドドド!!!!
「な、なんなんだ!?」
守のエリアに突然の戦闘機が不時着陸をした。
「いたたた、ひどい到着の仕方だな!」
「到着の場所なんぞ火星にはないですからね」
飯匙倩が動かした戦闘機の飛行船は火を噴くことはなかったが、いろいろな部分がボロボロになった。恐らく帰るときは繭か諒の能力を使うことになるか。
ガシャーン
戦闘機の飛行船のドアが開いた。
「さて、一体ここは・・・?」
降りた瞬間周りの守が戦闘態勢に入っていた。
諒や繭、照夜淸たちが降りていくと、そこにいた小瑠璃が叫んだ。
「お、お前らだったのかい!みんな戦闘準備解除!少しは着地方法をまともに考えてよね!」
「それはここに戦闘機ぶっ飛ばした飯匙倩に言ってくれよ・・・」
諒も疲れていた。7Gでのおっぱいの加重は恐ろしいものがあった。適応法である程度は回避できたものの、肋骨がばらばらに砕け散ってもおかしくはない。
照夜淸や美沙樹たちが降りてきた。戦闘モードで降りてきたため少し警戒する守もいた。
「まあまあ落ち着け。とりあえずここの状況は?」
「今の状況としてはテティスのアンデッド部隊に監視されている状態ですじゃ」
「つまりもう攻撃態勢に入っていると?」
ベルチャーやブラックマンバ達も降りてきた。セグロもここでは飯匙倩と切り分けた状態になっている。
「おお、今回はセグロ様も戦いに参加するのですか」
守たちにもセグロの強さは知られていた。
「あ、あんまり期待されても・・・ですね」
セグロはあまり自信なさげに話す。
セグロ・ブラックマンバ・美沙樹・ねむなど、戦闘能力が中間層である部分はテティスなどの討伐、照夜淸・諒・繭・ベルチャーなどの上位層は海鷂魚やカムラの討伐にかかると守に通達する。
「となると、カムラらの討伐グループは別のところに行くことになりますな」
「というと?」
守によると、カムラらの強いやつらは先に上を攻撃するという情報をキャッチした。という話をした。
「ふむ・・・ならば俺が先に行くか」
照夜淸は武器を揃えて上の方に行こうとするが・・・
「そもそも上のやつらってどこにいるの?」
・・・・。確かに上のグループがどこにいるか分かってない。セグロが一応
「多分守とは真逆の方向ですね」
とはいってはいたが、そうなると、そのほかの円周部分にカミがいることになる。そうなると一度上と合流するときに戦闘は避けられない。
「早速戦闘か、相手はアンデッド部隊となるのかな?」
「恐らくテティスの部隊の一部だろう・・・」
飯匙倩や照夜淸らはマップを広げてルートを探し始めた。
「ではまずどうやってこの路線を突破していき、上の元にたどり着くか・・・だ」
「まずカムラと海鷂魚がどこにいるかなんだが」
「従来の考えだと"ここ"だと言われていましたが、今は上のところに向かっているのであまり気にしなくていいんだが」
現在はどちらに向かってもテティスのアンデッド部隊とぶつかるという。おまけにテティスもどこにいるか分からない。
「開け ースーパープレミアム席-」
繭は相手のテティス・カムラ・海鷂魚のいる所を映像で映し始めた。
「プレミアム席、ってなんだよw」
開けたところでわからないだろうという考えであったが
「テティスの向かっている方向って、オリンポス山の方じゃない?」
とねむが言う。
「オリンポス山ですか・・・?となるとテティスはカムラらとは逆の方に向かっているのでは?」
「ん?どういうこと?」
再び地図を開ける。オリンポス山は守のいるエリアとはすぐ近くにある巨大な山である。そこを登っていくのであれば、逆に守のいる所とは逆のところになる。
「つまりテティスの目的は守・・・」
ブラックマンバらが準備を始める。
「ほう?久々にあの面の皮が厚いやつの顔を拝めるってことか」
ジャキーン!
一方カミの部隊も戦闘部隊を揃えていた。
「カムラ様、テティスの能力にそのような付加をしていいんですかね?」
「当然。奴らの多さで強さが強化できるなら当然の事、それにあのアンデッドも1体1体そんなにやわではない・・・」
カムラはテティスにアンデッドの能力を付加することにした。但しアンデッドが死ぬことに弱体化はするが・・・。




