青天の霹靂とその報告
マリンジ一族はいきなりの地球防衛軍からの呼び出しに大慌てである。
「なんで我らがいきなり呼び出しを受けるんだ!?戦力なんて全然いないじゃないか」
「差し出しても一家絶滅か、これは厄介なことになって来たな」
ベルチャー自身はかなり上流剣士であるが、その末裔である今の一族はかなりの下級戦士となっている。
突然玄関の方が騒がしくなってきた。前の兵士たちが何やらうるさくしているようだ。
「一体今度は何だ!?」
ドン! ドンドン!
バターン!!
「たのもー!」
ベルチャーは障子を蹴り飛ばして会議室の中に闖入した。
一族の部屋の中は静かになった。
(・・・こいつ、まさかベルチャー様か?)
(・・・試してみるか・・・?)
「何者! 閃光斬!」
併し軽く手で抑えられてしまった。
「まあまあ落ち着け」
ただ、そこの会議室は大慌てとなっている。
「地球防衛軍の呼び出しか!皆者!出会え出会え!」
会議室総出でベルチャーに襲ってきた。ベルチャー自身は会議室のやつらの強さを見分けつつ
「まあ落ち着きなよ」
と次元拳をぶつけて軽く待遇った。
他の人たちがのびている状態の中、ベルチャーはあるものを見つけた。
「ん? この写真盾、まだ残ってたんだ?」
それは初めて凛とやりあった後の際の写真である。
のびてた人たちの一部が起き上がった。
「お?やっと起きたか」
「・・・はっ、もしかして貴方様は、あのベルチャー様!?」
再び部屋がざわざわとなり始めた。
「うるさい。そうじゃなければ一体誰だというのだ?」
「併しあなたはすでに数千年前だというのに・・・」
「少しきたない技を使ったのよ」
ベルチャーは肘の裏にある傷の部分を見せた。
「これは一体・・・?」
「まああまり説明してもわからないと思うから、貴方達が何をするか考えてるの?」
「いや、それを今審議していまして・・・」
様子を見る限りベルチャー以外に特別強そうな人はいないようである。
「ふむ、仕方ないわ。私が行くしかないわね」
「しかしベルチャー様」
「ん?あなたたちにいったい何ができるのよ?」
「こちらも衛生兵などを派遣しますので、よろしくお願いいたしますよ」
「ただ邪魔なだけよ」
ベルチャーは家を去っていった。
「併し一体あの傷は・・・」
どうもあの傷が気になるようである。
・・・
・・・・・・
「まったく、今は何もできない一家だったわね」
ベルチャーは飯匙倩に報告した。
「そうですか」
現在は一度全員合体し、飯匙倩本人が身体を為している状態である。
つまりはマリンジ一族とはベルチャーを直言しているものだと判断される。つまりベルチャーと凛を指名したということか。ただ、神だとはいえそこまで昔の話を知っているのかははなはだ謎である。




